【独自の文化】名古屋発のコーヒー店が近所にできたらまず試したい3大名物メニュー
モーニングや過剰サービスがたびたび話題になる、名古屋エリアの喫茶文化。それを牽引する名古屋発祥の老舗コーヒーチェーン店は、今や観光地的な人気。
また、「珈琲所コメダ珈琲店」は、北は仙台、南は佐賀まで出店を拡大中。コメダに続けと関東進出に力を入れる「支留比亜珈琲店」、名古屋市内のみの展開だが存在感が光る「コンパル」。
サードウェーブコーヒー大ブームにも通じる、名古屋3大老舗喫茶店の名物メニューを紹介したい。
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①珈琲所コメダ珈琲店
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いわずと知れた「シロノワール」。白いソフトクリームのヒヤッと感と、熱々に焼かれ、サクサク食感も楽しめるデニッシュ生地のパン。
ちなみに、コメダのパンは一部地域を除いて自社製造だそう。別に出されるシロップを思う存分かけて食べるオリジナルメニュー。
その熱々と冷々のコントラストは、コメダ珈琲店ホームページで「コメダの奥義」として紹介されている。ボリュームがあるため、女性ひとりのランチならこれだけで十分すぎるほど。
おやつの時間にお茶をするなら、ミニシロノワールがおすすめ。
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②支留比亜珈琲店
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店名の「支留比亜」は「しるびあ」と読む。こちらの名物メニューは、メニューにも「ここでしか食べられない」とうたう「カルボトースト」。
トーストにたっぷりとかけられているのは、カルボナーラのソース。そこに、ハム、玉ねぎ、マッシュルームにピーマンが入って、胡椒が効いている。
なぜパスタではなくトーストが浸っているのか、不思議なほどカルボナーラの味である。たっぷりのソースは、他のサンドイッチやトーストメニューにつけて食べれば二度おいしい。
食べるときはナイフフォークで。
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③コンパル
昭和22年創業。現在は名古屋市内に9店舗展開するのみだが、25種類ものサンドイッチメニューは圧巻だ。
なかでも名物の「エビフライサンド」はテイクアウトでも人気が高く、名古屋駅地下のメイチカ店で買って、そのまま新幹線へ、というファンも多い。
プリプリのエビを使ったエビフライが3本も入っているだけでなく、薄めのオムレツとたっぷりのキャベツ。
それらを、甘辛のカツソースとタルタルソースでまとめているボリューミーなサンドイッチ、ソースは全て自社オリジナルレシピというこだわりが、根強いファンの心を掴んで離さない理由だろう。
「名古屋に行ったら」だけでなく、ぜひお近くの店舗でも、名古屋発祥の一味変わった名物メニューを試してみてほしい。
【喫茶所コメダ珈琲店】
シロノワール 590円(税別)
ミニシロノワール 390円(税別)
【支留比亜珈琲店】
カルボトースト 580円(税別)
【コンパル】
エビフライサンド 930円(税別)
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤コボ)