【矛盾】「マザコン男」NGな女性は8割!でもそんな男に育てたのは誰?
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「親孝行」と呼べば誰もがほめたたえるのに、「マザコン」と呼ばれるととたんに悪口になる。母親と息子の関係は、難しい。
そんなマザコン男は、どれくらい「よくない印象」を与えているのだろうか?
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の女性301名に「もし、パートナーがマザコンだとわかったらどうするか?」というアンケートを実施した。
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■81.4%が「マザコン男」は嫌!
「不満はない」と答えたのは、わずか2割弱。6人に1人は「別れる」と回答した。マザコン、圧倒的な嫌われぶりである。
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■「何がマザコンか?」の男女差は大きい?
しかし、そうしたマザコン男は、どれくらい存在するのだろうか?
全国20〜60代の男女943名に、「男性:自分はマザコンだと思う?」「女性:パートナーがマザコンだと思う?」と聞いてみたところ、興味深い結果が。
マザコンを自覚している男性は、7人に1人。しかし、「夫や彼氏がマザコンだ」と感じている女性は、4人に1人。自覚している男性の1.7倍なのだ。
男性は、自分のなにげない行動が、妻や彼女に対してマザコン的に見えてしまっているリスクを考えたほうがいいだろう。
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■男性をマザコン化したのは誰か?
マザコンを母と息子の「共依存」や甘えと考えれば、原因はどちらにもあるのだろう。しかし、近年注目を集めているのは、親離れより「子離れ」の問題。
アメリカでは、大人になった子供の頭上を旋回して離れない「ヘリコプターペアレント」という現象が指摘されている。
これは、アメリカだけにとどまらず、日本でも複数の大手企業が「親同伴の入社式」を行なっていることが報じられた。また、大手就活サイト「日経就職ナビ」には、「保護者版」までつくられている。
就活や入社は、「親子で」行なうものになりつつあるのだ。
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■子離れできていない割合は、母親が父親の2倍
いくつになっても息子に執着し、子離れできていないのは父・母どちらなのか? 全国20〜50代の男性223名に聞いてみたところ…
母親と答えた人が父親の2倍で、5人に1人の割合。やはり、母親の子離れが、深刻な問題なのがわかる。
女性の8割が嫌がっているマザコン男。しかし、自分が子育てする段になると、すっかり忘れてしまうのか。今一度、考えてみたほうがいいかもしれない。
なお、こちらのデータは、毎週金曜14時〜BSジャパンで放映中の情報番組『オンナの解放区』でもくわしく紹介される。
(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月14日~2015年3月16日
対象:全国20代〜60代女性301名