永遠に続く同じBGMにイライラしないの? ヤマダ電機元店員にズバリ聞いてみた
軽快なメロディーに乗せて「やまーだでんき!」などとキャッチーな声や歌が入る、「LABI ヤマダ電機」のお馴染みのBGM。誰もが口ずさめるであろうあのBGMですが、店舗に行くと、“永遠に”流れていますよね。
ボリュームも大きいので、買い物しているあいだずっと耳に入り、店舗を出た後も頭にメロディーが残り続けるという人も少なくないと思われます。
では、そんな店舗の中で働いている店員さんたちは、あの“永遠に”続くBGMをどう思っているのでしょうか? ということで、「LABI ヤマダ電機」の元スタッフである石田さん(仮名)にズバリ聞いてみました。
■キーボード入力音と同じ?
― 店内BGMですが、毎日長時間同じものを聞いていたら、ぶっちゃけイライラしてきたりしませんか?
「入社してひと月ほどは慣れませんでした。もう気になってしょうがなかったですね。変えてくれ!って。ただ私の場合、気付けば環境音と同じように気にならなくなりました。隣の席のキーボード入力みたいなもので、毎日その環境にいると自然と適応する、という感じです」
― では、どうしても慣れない人というのはいないのでしょうか?
「慣れるようになるまでの長さは人それぞれですが、だいたい3か月もすれば誰でも気にならなくなると思いますよ」
― 突然大音量でBGMが始まってビックリすることがあるのですが、スタッフのみなさんは大丈夫なんですか?
「それも次第に慣れましたね。ただ、その点に関してはたまに『うるさいな』『邪魔だな』と感じるスタッフもいるようです」
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■熾烈な攻防も存在していた!
― そういう時、そのスタッフさんはどうするのですか?
「店の裏に行って、こっそりBGMのボリュームを下げてましたよ(笑)」
― そんなことして、大丈夫なんですか?
「バレるときもありますが、どの店舗でも稀に起こっているようです。途中で店長が、『あれ? 音量小さくないか?』と気づいて、店の裏に行って音量を上げに行くのが常です」
― 店長さんは、それについて怒りませんか?
「怒ってますよ(笑) ただ、誰がボリュームを下げたかという証拠もないので、インカムに『誰だ?BGMの音量下げたやつ!』と全体連絡が来ますね」
店舗の裏でこんな攻防が繰り広げられていたとは、驚きです。今後ヤマダ電機を訪れた際は、音量を気にしてみるのも面白いかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・吉尾峻)