【新潟4大ラーメン】東京でも大人気の長岡「生姜醤油ラーメン」発祥の店って?
日本の国民食とも言える、ラーメン。全国津々浦々に、その土地ならではの個性的な味わいがあり、地方に行くたびにご当地ラーメンを食する人は少なくない。
以前ご紹介したデータだが、「旅先でおいしいものを食べる際、ご当地ラーメンは欠かせない」と考える人は、3割に迫るのだ。
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■4大(5大)ラーメンがしのぎをけずるラーメン王国「新潟」
雪国新潟は、全国ではめずらしいくらい、ひとつの県内にさまざまなラーメンが割拠している。「ラーメン王」石神秀幸さんの定義によれば、
①新潟あっさりラーメン
②燕三条背脂ラーメン
③長岡生姜醤油ラーメン
④新潟濃厚味噌ラーメン
が、新潟4大ラーメン。これに、近ごろは70年以上の歴史をもつ「三条カレーラーメン」を加えて「5大ラーメン」と呼ぶ向きもある。
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■「生姜醤油」発祥の青島食堂は創業52年!
長岡で古くから愛されてきた名物「生姜醤油ラーメン」について長岡市民に聞いてみたところ、「他にはない、長岡だけのソウルフードだ!」と、誇らしげに語ってくれた。
現在ではいくつかの店で供されるが、発祥は、昭和38年(1963年)に創業した「青島食堂」。長岡市に数店舗のほか、新潟市にも店を構えるが、平日でも昼どきになると、店の中から外まで行列ができる人気店だ。
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■豚骨スープをすっきり仕上げる生姜の香りと味わい
豚のゲンコツでとったコクのあるスープに、濃い口の醤油ダレ。ふつうのラーメンなら、ここでニンニクの香りがするところを、生姜の風味がすっきりとまとめている。
また、絶品なのが、やわらかく煮こまれた、たっぷりの薄切りチャーシュー。こちらでは、ぜひ「青島チャーシュー(820円)」をお試しいただきたい。
取材班が訪れた曲新町店は、開店と同時にほぼ満員。コクがありながらもすっきりしたあと味のせいか、子供からお年寄りまで、幅広いお客さんがラーメンに夢中になっている。
11時開店だが、生姜醤油のさっぱり感は、朝ごはん代わりにも嬉しいかもしれない。
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■市内のスーパーにはおみやげの乾麺も
新潟県は広く、旅行や出張で訪れても複数の街を回るのは、なかなか難しい。しかし、地元のスーパーや駅売店では、乾麺も売られているので、家でつくってみるのも面白いだろう。
また、青島食堂は東京の秋葉原にも支店があるため、首都圏の方はまずコチラを訪れてみる手も。行列は必至だが。
【青島食堂 曲新町店】
長岡市曲新町3-12-22
営業時間 11:00〜20:00 定休日 第3木曜
【青島食堂 秋葉原店】
千代田区神田佐久間町3-20-1
営業時間 11:00〜18:00 定休日 火曜
(取材・文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)