【閲覧注意】女性客多し!期間限定「虫屋台」で「セミ幼虫たこ焼き」を食べてみた
毎年行われている『昆虫料理研究家』内山昭一の「昆虫料理展」。
今年は4月20日~5月3日まで行われた。この料理展で一番の注目と言えば、やはり最終日に行われる「虫屋台」だろう。
手軽に昆虫食を体験できるということもあり、店前に立っているゴキブリの着ぐるみを着たお姉さんにつられて通行人の注目を集めていた。
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・セミ幼虫のたこ焼き風:2個セット300円
・ワームとコオロギのせんべい:1枚200円
・イナゴとカマキリの綿あめ:1本200円
・ワームとナッツのセット:1セット200円
・イナゴ、ハチの子、カイコ佃煮セット:1セット200円
・イナゴのクッキー:2個200円
・プティット・ナチュール(フランス産食用昆虫):1本1,000円
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■一番人気は「セミ幼虫のたこ焼き」!?
どれもインパクトがあるが、お客さんの興味を惹いていたのはセミ幼虫のたこ焼きである。なんとたこやきから幼虫が豪快にはみ出ている。この見た目に魅了され購入していく方が多いらしく売り上げは1番だ。
さっそく食べてみる。パリパリとした食感の中にもちゃんとした弾力がありエビの風味がある。口の中にピーマンのような野菜の香りが広がり、たこやきの生地もしっかりと感じられるので初めての方でも食べやすいだろう。
なんでも昆虫食界では「セミの幼虫はおいしい!」と評判だそうで、夏にセミの鳴き声が聞こえるとお腹が空いてしまうという人もいるそうだ。
お客さんに話を聞いてみると、「こういう所に来ないと虫を食べる機会がない」「イナゴの佃煮は食べたことがあるけどセミは勇気が出ない」「もっと安く、たくさん食べたい」など様々な声が上がった。
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■初心者にも食べてもらうための工夫
興味があってお店に入ったものの、やはり食べられないと思う方も少なくないようだ。しかし今回「屋台」というだけあって、せんべいや綿あめ、クッキーなどスナック感覚で食べられるものがある。
取材中にも「かわいい」との声があり見てみると、女性がイナゴのクッキーを手にしていた。受けを良くするためクマがイナゴを抱きかかえているような型で焼いたそうだ。ちなみに私も可愛いと思い最初に買っていた。
今人口が増えていたり、温暖化の影響があったり食糧難にあることを考え各国で昆虫食の活動が始まっている。そのため内山さんはもっと日本の方に昆虫食を知ってもらいたいと料理にも色々な工夫をしているという。
こうしたクッキーをはじめ女性の口コミで広がれば、今後に繋がるのではないだろうか。
(文・写真/しらべぇ編集部・小笠原奈々)