東大合格に思わぬ反響=「批判の嵐」ざます!【たかまつななのお笑いジャーナリズム論】
たかまつななです。ごきげんよう。
前回、東京大学大学院情報学環教育部の合格を「しらべぇ」で発表しました。
すると、Yahoo!ニュースのトップニュースとなり、Googleの検索急上昇ワードNo.1になり、おブログのアクセスが1日64万回を超え、反響が大きくて驚いております。
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思わず、エゴサーチをかけまくりましたの!
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コメントを見ても、「素直に凄いと思います」に対して、「いいね!」が2万7千人もおり、嬉しい限りです。
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■東大合格に批判の嵐ざます
ですが、中には批判的な意見もございました。
「東京大学大学院情報学環教育部は簡単ではないか」
「学歴ロンダリングだ」
という意見を多く頂戴致しました。当然覚悟はしておりましたが、批判的な意見が耳に入る度に、最初は辛かったです。
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■批判は事務所の中からも…
一番ショックだったのは、マネージャーさんから、
「俺が東大の学生だったら、同じ東大合格だと思われたら腹立たしい」
と言われたことです。マネージャーさんも世間の批判に流されていたのです。
「学びたいことがあるから東大に行きます」と言い、胸をはればいい。そこに簡単か簡単ではないかは、どうでもいいと私は考えていたのですが、一番身近な人でさえ、説得できていないことに対して、立ち直れませんでした。
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■しかし思わぬ方からのメッセージが!
そんな時に多方面から激励のメッセージをたくさんいただきました。情報学環長の佐倉さまからはこんなに感動的なメッセージをいただきました。
@nanatakamatsu たかまつななさま、はじめまして、情報学環長の佐倉と申します。このたびは、学環教育部合格おめでとうございます。また、夢を実現するための場として学環教育部を選んでいただき、ありがとうございました。教職員一同精一杯サポートしますので、がんばってください!
— 佐倉統 (@sakura_osamu) April 30, 2015
直接お話したことはなく、連絡先も存じ上げないので、twitterでいただきました! こんな素敵な学環長がいらっしゃるところで、学べるということに、更なる嬉しさが込み上げてきました。
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■内部生の反応に感謝!
東大の内部生でも知らない人が多い「東京大学大学院情報学環教育部を有名にしてくれて、ありがとう!」という意見を多くいただきました。
キャンパスですれ違う教職員の方々にも、
「応援しております」
学生さんからも、
「記事みたよ! 批判なんて気にするな!」
「記事、かっこよかった」
「私も、大学で何勉強するか改めて考えた」
とお声をおかけいただきました。
自分の志を応援してくださる慶應・東大の先生方、学生の方々、芸人の先輩方、ファンの皆さまの声に、また奮起することができました。感謝の限りです。
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■本当の「評価」はこれから!
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皆さまにお伝えしたいのは、合格はスタートラインです。皆さまの批判の意図をしかと受けとめました。
ですが、批判のタイミングはまだ早いのではないでしょうか。卒業したときに、私がきちんと学べていないと感じましたら、多いに批判してください。
学校は、何を学ぶのか、どんな目的意識をもっているのかが最も大事なことです。その学びをどう将来に活かせるのか、「芸人だから活かせない」という意見はあまりにも安直な発想だと思います。「芸人だから活かせる」と思われるように頑張ります。
私が夢見る世界は、社会問題に対して、皆が「自分ゴト化」する社会です。お笑いを通して、社会問題を発信することで、当事者意識をもってもらうのが私の夢です。
フリップ芸のできる池上彰さまになれるよう羽ばたきますわよ!
(文/お笑いジャーナリスト・たかまつなな)