検挙は難しい…暴走する「JKビジネス」の問題点とは?
男性客側も、寂しさから、お店に通っているケースもあるようです。
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先日、女子高生が折り紙をする様子を見せる店の元経営者らが逮捕されるというニュースがありました。「折り紙をする様子を見るお店? なにそれ楽しいの?」と思われる方もいるのでは。
店側は「女子高生が一生懸命作業する様子を見学させる」と言っていたようですが、それだけならお金払わなくても見る方法がありますし、いかにも「うさんくさい」ですね(汗)。
案の定というべきか、結局この店は、マジックミラー越しに女子高生のスカートの中を覗かせる商売をしており、さらにその他オプションも付けていたということでした。
なるほど、そういうことならお金を払う人もいそう。そして元経営者らの逮捕も納得です。
近年、女子高生に「マッサージ」「添い寝」「プロレスの締め技」をさせる等の「JK(女子高生)ビジネス」が問題になっています。
今日は、条例の制定などの大きな動きがある分野「JKビジネス」についてお話ししましょう。
そこでまず、マインドソナーを使い調査をしてみました。
約半分の方が「JKビジネス」という言葉を耳にしたことがあるようですね。そして、意外にも女性の方が知っている人が多いようです。
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■JKビジネスの真の目的
「JKお散歩」を例にとって説明しましょう。これはその名のとおり、客(男性)がお金を払い女子高生と一緒にお散歩をするというものです。
散歩すること自体は、ただ歩いているだけなのでもちろん問題ありません。
問題はこの後です。カラオケボックスのような密室に移動して、裸になったり体を触らせたり、追加料金を取って性的なことをするということが行われています。
他のJKビジネスも大方このような感じで、性的な裏メニューが真の目的に。また、男性客が暴走することも多く、女子高生が傷つく危険が高いのです。
女子高生が嫌々でなくても、それでも問題です。女の子を食い物にする連中がおいしい思いをしていますし、えてしてビジネスはエスカレートしていくでしょう。
最初は下着を見せるだけだったのが、性的なことに感性がマヒしていった結果、裸、性行為とエスカレートしていき、底なし沼にはまって人生を台無しにした女の子がたくさんいるのです。
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■風営法違反で検挙は難しい…
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「JKビジネス」は、どんなことをしていても、表向きは性的サービスのない営業スタイルですから、正面から風営法違反として検挙することが難しいのです。
「JKビジネス」が裏メニューを設けている狙いは、まさにここ。
裏メニューが発覚しても、経営者側は「それは店がやったことじゃない、女子高生が勝手にやったことだ」とトカゲのしっぽ切り的に言い逃れをしています。
そこで、風営法違反ではなく、危険有害業務をしてはならないとする労働法違反(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)や、有害支配を禁じる児童福祉法違反(10年以下の懲役、300万円以下の罰金)で検挙されているのです。