【その手があったか!】彼氏ブラジル、私東京。恋人が海外でも意外と関係が続く理由
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半年が経過したタイミングが、最も破局に至りやすいという「遠距離恋愛」。距離が国内なら月1程度のデートも叶えられそうですが、国境を超えると、そのハードルがグッと上がり、2人の関係を続けて行くのは、より困難になることが予想されます。
画像をもっと見る■彼氏が海外にいる遠距離恋愛を続けるコツとは
今回話を聞いたのは、国境を越えた9ヶ月の遠距離恋愛を見事乗り越えた30代の女性・Rさん。
「体験してみなければ分からないグローバルな恋愛のあれこれ」についてご紹介します。
Rさんの彼は、1箇所に滞在していたわけではなく、9ヶ月間、世界を転々としていました。一部の途上国を除き、大概のホテルはWi-Fiがつながるため、彼との連絡ツールは、もっぱらLINE。
毎日、今どこにいるのかや各地の観光名所やグルメについてやり取りしていたそう。
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■コツ1:時差を乗り越える!寝ずに現地彼氏と通信
Rさんいわく、最も大事にしていたのは“週1回の電話”。
常に時差が変わるため、毎回時間を合わせるのに苦労しましたが、私が睡眠時間を極限まで削り最低2時間は話していました。毎日メッセージを送り合っていても、彼は電話じゃなきゃ話してくれないことが必ずあるんです
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■コツ2:「むしろ会うよりも電話のほうが都合がよい」
意外にも「会うよりも電話の方がよかったことがある」と彼女は言います。
顔を合わせられない寂しさからお互い優しくなって、ケンカをしなくなるんです
確かに一緒に過ごした時間が長くなるほど、相手に気を遣わなくなりケンカが起こりやすくなるもの。必ずしもマメに会えるのがいいとも限らないのかもしれません。
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■コツ3:彼氏の顔を忘れかけたときは…
週1の電話とともに、Rさんがもう一つ気を付けていたのが、時々お互いの姿を目にして、それぞれの「今」を忘れないこと。
テレビ電話を使う方法もありますが、Rさんと彼はタイミングを見て互いの自画撮り写真を送り合っていたそう。
異国の人たちと一緒に笑っている彼を見ると、私の知らない彼が増えていくことに寂しくはなりますが、顔を見れば忘れないでいられました
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■ コツ4:「私、もう帰る!」なんて言えるわけない!だから…
Rさんは、この9ヶ月の間、3回に渡り日本を飛び出し彼に会いに行きました。
アジア、ヨーロッパ、アメリカとすべて初めて訪れる国で、地理が分からず苦労しつつも、ネットが通じない待ち合わせ場所で会えただけで、涙が出るぐらいの喜びがあったと振り返ります。
ただ、海外デートのデメリットは、ケンカが始まった時に「私、もう帰る!」が言えないこと。
デートの待ち合わせに1時間遅刻した彼に対し、しびれを切らしたRさん。しかし、勢いで「もう帰る!」と口にしかけた直前でそれができないことに気づいたそうです。
こうした状況ゆえ、喧嘩を収束させてから日本に帰ることができたそう。
■彼氏が海外でも意外と続ける方法はあるもんだ
そんな紆余曲折がありながらも、Rさんは「グローバルな遠距離恋愛ができてよかった」と言います。
遠距離だったからこそ出会えた世界があったし、普段は声しか聞けないからこそ彼を愛おしく思えました。海外デートでのケンカも今となってはいい思い出です
辛いイメージが強い国境を越えた遠距離恋愛ですが、一度経験してみると価値観が変わるのかもしれません。
(取材・文/しらべぇ編集部・小林香織)