【学生時代の友情は永遠か?】◯%の人は同窓会に行かない!その理由は?
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「学生時代の友達は一生ものだ」など根拠のない話がよく言われるが、実際のところはどうなのだろうか? 10代〜50代の男女413名に「学生時代の友人と疎遠となっている」と答えた人をアンケート調査してみた。
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■学生時代の友情ってほんとに永遠なの?
【質問】学生時代の友人とは疎遠の人 半数以上の人が、学生時代時代の友人とは疎遠だという結果に。
疎遠になった人に会いたいと思っているかの調査も兼ねて、同窓会には出ないという人のアンケートも同時におこなった。
【質問】同窓会には出ない? 同窓会に出ないという人も4割近くおり、学生時代の友人と積極的に交流を取りたいと思っている人ばかりではないことがアンケート結果でわかる。
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■同窓会に行く人の意見
同窓会に参加するという人たちの理由は、同窓生とは仕事のような利害関係なしで付き合えるからというのが挙げられる。
気を遣わない人たちとバカ話や思い出話をするのは楽しいですし、人はいつ死ぬかわからないため、会えるうちに会っておきたいと思うから。(30代男性)
SNSを通じて、一度途絶えていたつながりが復活したという現代らしい体験談もある。
Facebookが普及してから、とくに中高くらいの同級生とふたたびつながりました。」(40代男性)
また同窓会の意識は、年代によって変わってくる。
まだ卒業して時間がたっていないため、そこまで会う理由がない(20代男性)
若年層のなかには、まだ同窓会を開く明確な理由を持てないという人も少なくないようだ。だが、年齢を重ねると、こんなことも。
大学時代の同級生は、元々年1回くらい飲みます。面白いのは、20年ぶり以上たって会う彼らから、講演や仕事の相談を受けたり、取材の相談をしたりと、新しい関係も生まれたりすることです。(40代男性)
それなりにキャリアを重ねると、同窓会から仕事につながるパターンもあるようだ。
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■同窓会に行かない人の意見
元々その大学も、その街も好きではなく、卒業と同時に逃げるように上京してきた、というところも互いに疎遠になった理由でもあると思います。したがって同窓会にも行きませんし、そもそもあるのかどうかもわかりません。(30代男性)
当時はぼっちで友達もほとんどおらず、学生時代にいい思い出がない(30代女性)
「学生時代の友情が永遠」という以前に、学生時代に友人があまりいなかったという人には同窓会という言葉自体が辛いようだ。
なんとなく疎遠になり、行きずらい(30代女性)
卒業をしてお互いに違う道に進むと、なかなか会えなくなり疎遠になるというもの多い。
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■「学生時代の友情は永遠?」の答えとは?
「学生時代の友情は永遠」という言葉について、美化されて「一般的な常識」のように言われることさえある。だがアンケート結果を見れば、「人それぞれ」という答えが一番正しいと言えるだろう。 (文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:アンケートサイト「マインドソナー」
調査期間: 2015/06/04 – 2015/06/07
対象:全国10代~50代男女414人