始発じゃ間に合わない成田発のLCC便には大江戸温泉3:40発のバスが最高かもしれない
格安で国内や海外の航空チケットを購入できるLCC。2015年4月に、成田国際空港に国内最大規模となるLCC専用ターミナルが誕生したことも話題になりました。
LCCがどれくらい安いかというと、国内LCCの「バニラエア」で台湾の航空券を調べてみると、最安で片道7,290円〜用意されています。本気で安いですよね。
そんなLCCですが、難点なのは早朝便が多いこと。先にあげた台湾便は朝7:35発。東京都内から始発に乗っても間に合わない時間に出発します。
この場合、深夜バスや早朝バス、成田に前日泊が一般的なフライトに間に合わせるための手段となります。ただ、深夜バスだと早く成田に到着しすぎる、早朝バスは朝4時くらいに出発するのでそもそもその時間帯にバス停に行くのが難しい、前日泊はせっかく格安LCCにしたのに余計なコストがかかるなど、それぞれ問題点があります。
今回紹介するのは、これらの問題点を解決した上にフライト前にリラックスまでできる「大江戸温泉物語セットプラン」。
画像をもっと見る「大江戸温泉物語セットプラン」
お台場にある温泉テーマパーク「大江戸温泉物語」で温泉を満喫した後に高速バスで成田空港に向かえる高速バスと大江戸温泉物語のセットプランです。
あまり知られていませんが、大江戸温泉物語は成田空港へ向かう高速バスのバス停があり、深夜便が2本運行しています。
大江戸温泉物語→成田空港 第3ターミナル
1:35発→3:10着
3:40発→5:15着
(2015年6月24日現在)
参考:http://www.keiseibus.co.jp/kousoku/nrt16.html
「大江戸温泉物語セットプラン」は、上記高速バスのチケットを持っていれば、大江戸温泉物語に割引料金で入館できるというもの。前日の18時以降入館という制限はありますが、入館時にチケットをみせるだけで、通常料金2480円が半額以下の1200円になります。
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温泉と料理を堪能して成田へ
*画像は大江戸温泉物語のスクリーンキャプチャです
館内の「温泉」は、大浴場に加え、サウナや露天風呂など色々な温泉を楽しめます。また、温泉後は居酒屋などの飲食場所でバスの時間までお酒や料理を楽しむこともできますし、リクライニングチェアが用意されたレストルームで時間が来るまで仮眠もできます。
また、レストルームでなくても仮眠は可能です。写真のような感じで雑魚寝をしている人も多く、自由に過ごせるのも大江戸温泉物語ならでは。
18時以降であれば何時に入館してもよく、外でバスが来るのを待つ必要もなく、早朝に成田に到着できる「大江戸温泉物語セットプラン」。海外旅行に行く前に温泉でリラックスできる特典までついて高速バスと入館料合わして2100円という格安なのも魅力的です。
LCCで海外に行く人は、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。リラックスしすぎてバスを乗り過ごさないようにご注意を!
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介)