イノシシの10倍うまい!?「アナグマ肉すき焼き店」の予約をとる唯一の方法って?
胴長短足の見た目がかわいく、人気のダックスフンド。じつは、この犬、ある動物を狩猟するために品種改良されたことをご存知だろうか?
「ダックス」とは、ドイツ語で「アナグマ」の意。胴長の体は、アナグマの巣穴に潜り込むのにピッタリ。つまりドイツ人は、この動物を狩るためだけにひとつの犬種をつくりだしてしまったのだ。
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ずんぐりとした体型がかわいらしいアナグマは、じつは日本にも数多く生息している。
しかもその肉は、ドイツ人が夢中になるほど、はちゃめちゃに美味しいらしい。ジビエとして広く流通する鹿やイノシシの「10倍はうまい!」とも言われている。
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■ 昔話の「タヌキ汁」、じつは「アナグマ汁」?
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昔話『かちかち山』などに出てくるタヌキ汁(ムジナ汁)は、タヌキではなくアナグマだとも言われている。タヌキは大変まずく、アナグマの肉は絶品だからだ。
とくに肉厚な脂肪の部分が美味しく、「絹のような舌ざわり」だという。
このように、日本や世界で古くから愛されてきたアナグマ肉。しかし、ほとんど市場に出回っておらず、食べたことがある人も、ごくわずかではないだろうか。
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■幻の「アナグマ肉」すき焼き専門店(会員制)がオープン
そんな幻のジビエを東京・渋谷で食べられる店が、7月17日にオープンする。1年間は完全会員制で、クラウドファンディングに参加した人だけが予約をとることができる。
会員は、飲み放題込み6000円でコースをいただけるというから、かなりリーズナブルだ。
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■クラウドファンディングは目標達成済みも、まだ間に合う!
150万円を目標にしたクラウドファンディングは、すでに360万円を超え、270名以上の参加者が集まっている(7月7日現在)。
しかし、7月10日までは募集しているので、 昔話にもなるほどのうまさが気になる人は、10800円(税込み)からできる出資を検討してみてはいかがだろうか?
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)