コスプレ文化は国境を超える! 中国のコスプレイヤーは一体どんな娘?
世界に広がる日本の文化のひとつ、「コスプレ」。海外各国にも日本の影響を受けたコスプレイヤーが多数存在します。
そして、ここ中国・広州でも例にもれず、特に若い人たちが「Cosplay」を楽しんでいるのです。
今回、2人の中国人女子大生コスプレイヤーに話を聞いてみました。「コスプレは作品が命!」ということで、残念ながら素顔はNG、名前はコスプレイヤー名での登場です。
まずは、「汐璃」さん。
●『カードキャプターさくら』の木之本桜
●『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の五更瑠璃
高校3年生の時にコスプレにハマったという汐璃さん。すっぴんであることが多い中国では珍しく、彼女は普段から薄化粧を欠かしません。コスプレの醍醐味はずばり、「自分の好きなキャラになりきる」ことだそう。同じ趣味の人同士の交流も楽しさのひとつだとか。
しかし、コスプレのためのお化粧はかなりの時間を要し、面倒に思うこともあるといいます。また、好きなキャラになりきるべくダイエットしなければならないときも…。努力がものをいう世界のようですね。
次に、多くファンをもつ「藤原亜由美」さん。(作品ページ)
●『リーグ・オブ・レジェンズ』のLux(ラックス)
2010年、高校入学後からコスプレを始めたという亜由美さん。普段はとてもおとなしく、クラスでもかなり目立たない部類に入るそうです。
「ゲームなどの二次元世界のキャラが現実世界で三次元化できること」がコスプレの楽しさのひとつと語る彼女。「コスプレに国籍、年齢などの垣根はありません!」と断言する眼差しが印象的です。
コスプレのための化粧方法、写真のアングルやポーズ、どんな写真処理を施せばより芸術的になるのか? 知り合ったコスプレイヤーやカメラマンたちと交流したりフォトショップを勉強したりしながら、日々向上に励んでいるそうです。
汐璃さんと亜由美さんのふたりに共通する夢は、「コスプレイヤーとして、より多くの人々に知られたい」ということ。今後もぜひ、コスプレ道を極め、日本のアニメなども広めていただきたいですね。
(文/しらべぇ編集部・ジュンジュン)