【合理性と恋愛を考える】結婚はメリット・デメリットを考えてすべきものなのか?
交際相手がいるにもかかわらず未婚のままでいる人のなかには、結婚後の未来が描けないゆえに躊躇している人も少なくないでしょう。
独身者が既婚者にする問いかけの一つが「結婚のメリットってなに?」というもの。これに対し、「結婚をメリットやデメリットで考えてはいけない」と答える既婚者は少なくありません。
画像をもっと見る■あえて聞こう!結婚のメリットを
たしかに、自らの合理性だけに基づいて結婚を選んだ場合、住宅ローン以上にパートナーと長期的関係を結ぶ「婚約」ほど不確実性の高い契約はありません。
また、子供を産み育てることに対して、まる車の購入をためらうかのように「教育費がかかる」と経済的な側面を憂慮する人も。
既婚者曰く、メリット・デメリットだけに決して還元できないという結婚について、本サイトはあえて以下のようなアンケート調査を実施しました。
【既婚者742名】結婚はメリットよりデメリットの方が大きいと思うと答えた人の割合
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■結婚のよさは還暦を過ぎたらわかる!?
世代別に見ると、概ね年を重ねるに従って「結婚はデメリットが多い」と答える人が増え、それは50代でピークに達していることがわかります。しかし、60代になるとその数値は10ポイント以上下がり、「メリットが大きい」派が7割近くを占めることがわかります。
結婚のよさは還暦を迎えたころにようやくわかってくるということでしょうか。とは言え、全世代で「メリットが多い」派が半数を上回っているという事実は、結婚を躊躇している人にとって背中を後押ししてくれるデータかもしれません。
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■7割は結婚前にメリット・デメリットなんて考えない
では、既婚者たちは婚前に結婚することのメリット・デメリットを考えていたのでしょうか。既婚者に聞いてみた以下のアンケート結果はとても興味深いものとなっています。
【既婚者929名】結婚を決めるときに、結婚することによるメリット・デメリットを考えた?
結婚のメリットを考えてから結婚に至った人は約3人に1人と少数派に属していたのです。二つのデータを踏まえると、結婚前にメリット・デメリットを考えなくても、結婚したらメリットが多かったと考えている夫婦が多いという説を導くことができます。
結婚を考えているカップルの方にはとても参考になるデータかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年5月22日~2015年5月25日
対象:全国20代~60代 既婚男女742名、既婚男女929名