【恋愛工学・番外編】「『はい』と言わせる」と距離が近づく?とくに◯◯な女性には…
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6月25日に発売され、ネットを中心に賛否両論の感想が飛び交っている戦略的恋愛小説、『ぼくは愛を証明しようと思う。』。
モテない27歳の弁理士、渡辺正樹が恋愛の師匠から科学的な恋愛の方法論「恋愛工学」を教えてもらいながら、劇的にモテるようになる物語だが、賛否の的になっているのは、この小説の中で登場する「恋愛工学」に即したテクニックの数々。
しかしそれは、本当に効果があるものなのだろうか?
■第2回「Yesセット」とは……
会話のなかでとにかく女性に何回も「はい(YES)」と言わせること。
具体的には、確実にYESと言えるようなこと織り交ぜて会話を進めていく。
天気がいい日に、「今日はいい天気だね」と聞かれたら、「(はい)、そうですね」とたいていこたえるだろうし、ビールを飲みながら、「ビールがおいしいね」と言われたら、「(はい)、そうですね」とこたえるだろう。
この肯定の「はい」を積み重ねることで二人の間に親密な雰囲気が醸し出されてくるのだ。
しかし、世の中そんな都合よく進むものなのだろうか? しらべぇ編集部では、この「イエスセット」を検証するため、前回に引き続き、全国20~40代の独身女性273名を対象に調査を実施。
すると、「とある性格の女性」にこの傾向がかなり顕著であることが判明したのだ。
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■「さみしがりな女性」は、親近感に飢えている?
それは、「さみしがりな女性」。ちなみに、今回調査した273名の独身女性の中で、およそ35%が「自分はさみしがり屋」と回答した。少なくない割合である。
もし、さみしがりでない女性に「イエスセット」を実施した場合、効果があるのは4人に1人ほどだが、さみしがり屋な女性では4割を超える。
おそらく、いつも他者との距離感を覚えている女性は、自分が「認められた」と感じたとき、親近感につながりやすいのかもしれない。
「イエスセット」を有効に活用しようと思うなら、まず相手の女性がさみしがりかどうかをよく見極め、「打率」を上げる努力が必要と言えるだろう。
(文/しらべぇ編集部 企画協力/幻冬舎)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年6月19日(金)~2015年6月22日(月)
対象:全国20代~40代の独身女性273名