スーツにリュック通勤はアリかを調査！仕事がデキる・出世している人ほどナシの傾向に

毎日の通勤はサバイバル。満員電車に苦労しているビジネスマンは少なくないはずだ。最近は自転車通勤をする人も増え、街中でスーツにリュックというスタイルも見かけるようになってきた。仕事の全てを背負い日々を闘う、まるで亀仙人のような彼らについて、男女1,666名を対象にアンケート調査を実施してみた。

■出世にも影響？デキる男とリュックの関係

年代別で見てみると、20代～40代までは肯定的な意見が半数を超えた。しかし、50代以降となると、一転して否定的な意見が目立っている。ビジネスの場でもラフなスタイルを受け入れやすい若年層と、場をわきまえた服装に厳しい高年層、通勤スタイルにもその意向は表れているようだ。

さらに細かく意識的な調査をしていくと、通勤バッグと出世の関係性が見えてきた。「仕事ができる」「同年代の他人に比べて、出世している」と意識している人たちは、スーツスタイルへのリュックの使用に否定的な意見を持っている。

客先への訪問といった重要な場では、フォーマルなスタイルであるのが暗黙の了解となっており、書類の出し入れ等、スマートなやりとりをするためにも、ビジネスには手持ちバッグの使用がマストになっているのではないだろうか。

女子目線！スーツ×リュックはいかがなもの？

「スーツフェチ」というジャンルもあるほど、女子はとにかくスーツ男子に弱い。リュックとのコーディネートについてどのように感じているのか、普段から男性のスーツ姿に萌えている女子たちに意見を聞いてみた。

【NG派】
・リュックの種類にもよるけれど、スタイルが良くないとオタクっぽく見えてダサい。
・リュックのせいでスーツにシワが付いてしまってる人を見て、残念に思った。
・新人がリュックで出社してきて、大学生か！　とつっこみたくなった。
・スーツは知的さの象徴！　リュックでカジュアルダウンする意味が分からない。

【OK派】
・マウンテンバイク通勤を始めた上司。スーツにごつめのリュックを背負ってるのが新鮮。
・内勤の人なら別に構わない。リュックでおしゃれもアリだと思う。
・アクティブな男性が好きなので、颯爽と歩く姿がすてき！

なかなか手厳しい意見もあるが、リュックスタイルのアクティブな部分を、オシャレと好意的に感じている人もいる。賛否両論が巻き起こる「スーツにリュック問題」。今後も静かに見守っていきたいものだ。

（文／しらべぇ編集部・うすいひろみ）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年6月19日～2015年6月22日
対象：全国20代～60代男女計1,666名