政治は胃袋から学べ! おいしいお取り寄せがたまらない「食べる政治」とは
TTP、イスラム情勢、毎日のようにニュースを賑わせてはいるけれど、実はよく分かってない・・・そんな人も多いことだろう。「政治のことはニュースで十分」とちょっと距離を置きがちな人でも、毎日の食事は欠かせないはず。政治だけでなく、食に興味のある人にもオススメな、とてもおいしい「食べる政治」というサービスをご紹介しよう。
画像をもっと見る■ 政治を食べる?気になる食材をお取り寄せ
*画像は「食べる政治」のスクリーンショットです
クラウドファンディングから生まれた「食べる政治」。「身近な食をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」をテーマに、選ばれた食材と小冊子が隔月で届けられる仕組み月刊誌だ。
小冊子+食材1点の通常セット1,980円(送料込・税別)、小冊子+食材2点の満足セット2,980円(送料込・税別)があり、サイト上で食材を確認し、自分の好みのセット商品を選択する。「過疎問題+旨味きのこ」「農業被害+ジビエ料理」など、既に終了した過去のラインナップを見ても、興味深い内容が並んでいる。
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■気になる中身を拝見!
「TPPと鹿児島放牧豚」がテーマとなっていた回の通常セットを購入。小冊子を見てみると、「TPPとは」から始まり、食の安全性や生産者側の声といった記事が分かりやすく、読みやすいボリュームでまとめられている。
政治うんちくでドヤ顔を決めたいお父さんのネタとして、政治に興味が出てきた学生さんの参考書として、手元にあると役に立ちそうな内容だ。TPPを勉強した後には、セット食材を使用したレシピのページもあり、食材への期待が高まってきた。
お楽しみの食材は、購入時に選択したパセリソーセージ。小冊子の記事にも登場した、鹿児島県の農業生産法人「えこふぁーむ」のお取り寄せ商品である。レシピページを参考に調理していただくと、上品ながらもパセリのアクセントが効いたお肉の味がたまらない。
政治を知るツールのひとつとして利用したい「食べる政治」。現在購入可能なテーマは、「ハラール」となっている。イスラム教の戒律に従った食品の証として知られてはいるが、口にする機会は少ない。セット食材の「ハラール地鶏・シャモロック」も聞き慣れないだけに、食通たちの探究心をくすぐるのではないだろうか。
(文/しらべぇ編集部・うすいひろみ)