ブームの「マタニティフォト」に「婚テロ」との批判も?賛否両論の声を聞いてみた
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近年、妊婦の間で静かなブームとなっている「マタニティフォト」をご存知だろうか。
女性が妊娠中の自身の姿を写真に収めるもので、一般的に知られるようになったのは、1991年にデミ・ムーアが雑誌の表紙を飾ったことがはじまりだと言われている。
日本でも西山茉希やスザンヌ、神田うのらがマタニティフォトを世間に公開し話題となったが、今や芸能人だけでなく一般人の間でも浸透しているらしい。それが、一部で賛否両論を呼んでいるというのだ。
そこでしらべぇ編集部では、10代〜50代の男女355人を対象に「マタニティフォトへの印象」を聞いてみた。
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◼女性のおよそ3人に1人が不快感
「不快に思わない」と感じる人が大半のようだ。しかし、同性である女性のほうが不快に感じる人が多く、男性を11ポイント上回った。
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◼︎SNS上で公開することに否定的
マタニティフォトについての印象を2〜40代の男女に聞いてみたところ…
・「妊娠したんだな〜という風にしか思わない。別に悪い気もしない」(30代男性)
・ 「身内だけで記念として見せ合う分にはいいけど、それをFacebookで公開するのはどうかと思う」(20代女性)
・ 「妊娠できずに悩んでいる女性からしたら、やめてほしいと思うのでは?」 (30代女性)
・ 「洋服の上からならまだしも、なんでおへそまで丸出しで写真を撮っているのか…見たときに不快になった」(40代女性)
否定的な意見を述べた人の中には、SNSでわざわざ公開する意味が理解できないとの声も。妊娠は喜ばしいことだが、祝福してくれる人ばかりではないようだ。
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◼︎いわゆる「婚テロ」に悩む女性が否定的?
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深夜放送であまりにおいしそうな料理を紹介する番組や、まだ残業している人も多い時間に美食の写真をFacebookなどにアップする行為は、いつからか「飯テロ」と呼ばれるようになった。
それにならってか、最近聞かれる言葉が「婚テロ」。未婚女性が他人の幸せをSNSで見て憂鬱になってしまうことを指すのだとか。
たとえば、カップルが旅行に行ったときの写真を、わざわざSNS上で「彼氏と○○に行ってきました〜」と報告してくる、いわゆるリア充アピールを見て、「自分なんて…」と気持ちが落ちてまうのだそうだ。
今回の調査で男性を上回ったおよそ3割の「マタニティフォト嫌い女性」は、こうした同性・同世代への嫉妬や焦りを感じているのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)