【168人の貴重な証言】私たちの会社はなぜ倒産したのか?やっぱり多かったあの理由
混迷を極める日本経済。安保法案をはじめとした外交政策に注力していた安倍政権も、「次は経済」と言われるほど、今後は経済政策への梃子入れが注目されている。
どの国民も景気回復を願ってやまないことだろうが、なかには自分の携わるビジネスが望まない結果をもたらすこともある。今の時代、本当に安定している会社など存在しないとも言われ、自分の会社が倒産してしまったことのある人も少なくない。
◆私の会社はなぜ倒産したのか
本記事では、不幸にも自分の会社が倒産してしまった経験のある男女168人に、なぜ会社が倒産してしまったと思うか、その理由について聞いてみた。
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◆不況が襲った
リーマンショックの影響(女性・40代)
景気が悪くなり注文が入らなくなったため(女性・60代)
バブル崩壊で一気に(男性・50代)
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◆時代にのまれて…
業界全体にしわよせがきていた。業績不振でつぶれた(男性・40代)
時代の変化のなかで。吸収された(男性・50代)
バブル期に銀行からおだてられ、実力を超える借り入れをして多角経営に失敗した(男性・50代)
社会経済の動向、為替が変動相場制になり、経営者がそれに対応出来なかった(男性・50代)
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◆ビジネスモデルの崩壊
時代のニーズに合わない商品を出し続けていた、経営体制を柔軟に変えられなかった(男性・40代)
古い会社で経営が現代に合わせられずグダグダになっていったから(女性・20代)
経営の多角化によるもの(女性・20代)
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◆役員の無能さ
経営者が周囲にイエスマンばかりを集めたから(男性・50代)
社長と社長夫人が会社のお金を私物化していたから。(女性・40代)
経営者が薄利多売を嫌ったから(女性・50代)
経営者が親友にだまされた(女性・50代)
役員の先を見通す力がなかった(女性・60代)
社長の出来が悪すぎ、周りの社員も働かない(女性・60代)
◆目立つトップの責任
もっとも多く聞かれたのは、経営者の怠慢さ。いくら時代が変化しようとも、組織がそれに対応すれば会社は残り続けるもの。「経営は人」と言われますが、本調査ではそれを痛感する結果となりました。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代会社が倒産したことのある男女168人