「M-1」等の芸人賞レース、もともと優勝者が決まってると疑う人は4人に1人いた…
※画像は「M-1グランプリ2015 公式サイト」のスクリーンショットです
お笑い芸人の“賞レース”といえば、10月に「キングオブコント」が終わり、次は「M‐1グランプリ」を楽しみにしている人も多いことでしょう。芸人さんたちにとっては、「賞レースで優勝(好成績)=売れるチャンス」ということもあり、その気合いの入り方は違うようです。
しかし、漫才やコントの内容が面白かったにも関わらず優勝できないコンビがいたり、決勝戦にひとつの事務所のコンビが多く残っている……ということから、「もともと優勝している芸人が決まっていたのでは?」と疑ったことがある人もいるようです。
さて、実際に「芸人の賞レースはもともと優勝者が決まっている」と考える人は一体どのくらいいるのでしょうか?
◆4人に1人が疑っている!
全国20代から60代の男女計1381名を対象にアンケートを実施しました。
少数派ではあるものの、約4人に1人が「もともと優勝者が決まっている」と疑っているという結果になりました。
「デジタル放送の投票機能などを使った完全な視聴者投票制にしたら疑う余地がありませんが、審査員が点数を入れる時点で操作が可能な気がするから」(30代・男性)
「どの番組も、審査員のさじ加減ひとつで明暗が分かれてしまうので、あの点数は実は審査員ではなく、別の影武者的な人がつけているのでは…と思ってしまう」(20代・女性)
「審査員に番組プロデューサーが得点の指示をしているのでは…などといつも疑いの目でみてしまいます」(30代男性)
「完全に一般人が決めているわけではないので、疑われても仕方ないと思います」(20代女性)
このように、「出来レースじゃないか?」と疑っている人たちは、番組が選んだ審査員による得点が総得点の多くを占め、完全に一般人の投票というわけではないことが気になるようです。
ただし、多くの人はそんなこと考えずに各賞レースを楽しんでいるということが事実。「なんでそんな陰謀論みたいな考えになるのかさっぱり分からない」「そう考えるのは、一生懸命がんばってる芸人さんに失礼」という声も多く寄せられています。
(文/しらべぇ編集部・山崎紅茶)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1381名