大人なカフェバーにボードゲームが200種類!ゲームを通じた社交場の魅力とは
スマホゲーム全盛の今、アナログな「ボードゲーム」を楽しむ大人たちがいる。京都駅からJRで20分足らず。京阪神のベッドタウン滋賀県の瀬田駅前にオープンしたカフェバー「hello」を訪れた。
画像をもっと見る200種類のボードゲームが並ぶカフェバー
ボードゲームとは、その名の通り盤上でカードやコマを使って遊ぶゲームのこと。日本でも流行った『UNO』などがイメージしやすいが、世界で新作ゲームが発表され続けており、ヨーロッパではカルチャーとしても根付いているようだ。
このお店は国内外200種ほどのゲームをそろえ、食事やお酒とともに楽しむことができる。
今風のスタイリッシュなカフェバーだが、棚にはボードゲームがズラリ。
名物のハローカレー
店長の橋口さんにお話を聞いた。
「仕事帰りに立ち寄れるカフェバーであり、参加しようと思えば誰でもボードゲームを楽しめる。そんな空間が欲しいと思い、自分で作ってしまいました。」
市民センターなどでボードゲームのイベントが開催されると、多い時に60人が集まる土壌が滋賀県にはあるという。
橋口さんにとってのボードゲームの魅力については、
「生身の人間と同じ空間で駆け引きするのが楽しい。中には“騙し合い”が前提のボードゲームもあって、正々堂々とウソをついてよいという非日常感が個人的にたまらないです(笑)」
と教えてくれた。
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しらべぇ編集部、ボードゲームに初参戦!
来店者の輪に混ぜてもらい、しらべぇ編集部もゲームに参戦した。チャレンジしたのは、パズルとすごろくが一体になったような『ウボンゴ』。
ルールを覚えるのに一瞬ひるんだが、始めてみれば意外にかんたん。運も左右する絶妙なゲームバランスで、初めてでも最下位とならずに済んだ。時間に追われるスリルや戦術を考える面白さ、なにより人と向かい合ってワイワイとゲームをする楽しさにハマりそう。
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優秀なコミュニケーションツールとして
「対面で行うボードゲームは人間性が出るので、こいつとは仲良くなれそうだ、あるいはなれそうにない(笑)ということまでわかって面白いですね」と来店者の一人が語る。
また、「ボードゲームそのものより、これを通じてコミュニケーションをとるのが楽しいんです。しかも、ゲームを介すると初対面でもスムーズに会話ができます。」という声も。たしかに、コミュニケーションツールとしてかなり優秀だろう。先ほどの『ウボンゴ』でも、他の参加者とあっという間に打ち解けた。
大人になると出来にくいと言われる、新しい友達。こういう場所があればスッとみつかるかもしれない。
『大車輪 てつぼうくん』で盛り上がる。上手く回せるまで2-3時間は練習が必要とのこと。
Hello – board game / cafe / bar Facebookページ
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(文/しらべぇ編集部・伊東宏之)