熊本県民のごちそう「コッコローチキン」が沖縄のブエノチキン級に美味

いきなり団子に辛子れんこん、あか牛に荒尾梨など…熊本県は美味しい名物であふれている。そんな熊本県だが、じつは県民に大人気のごちそうは赤うしではなく「コッコローチキン」なのだという。

えっ、コッコローチキンってなんぞ！？　と疑問に思ったので熊本県菊池市のピザ店『イルフォルノドーロ』オーナーの原田さんにお話を伺うと、阿蘇市や益城町にお店のある、鶏の丸焼きが自慢のテイクアウト専門店なのだそうな。

コレは熊本県好きなら行くしかないっしょ！　ということでコッコローチキンへ訪れたのは、クリスマス前の12月末。場所もかなり田舎のほうにあるため余裕で買えるだろうと思い予約をしていなかったのが甘かった…。

なんと熊本県内だけでなく、京都や東京からも電話での注文がハンパじゃない量入っており、届けられるのは12月29日以降となってしまうという。いったいどれほどまでに美味しいのだろうか！？

ということでその場で予約して東京まで帰宅。コッコローチキンの到着を心待ちにしていると、やっとキターーーー！　熊本県からクール便で到着しましたよ！

さっそく封を開けると、コッコローチキンの美味しい温め方が書いてあった。ふむふむ、お皿にうつしてラップをし、レンジで10分温めればいいらしい。

レンチンが終わったら、さっそく試食。ナイフで切り分けると、丸鶏のなかは刻んだにんにくでびっしり！　鶏とガーリックの素晴らしい組み合わせの香りが漂っているぞ！

たまらずぱくっと食べると…！　こ、これはどこかで食べたことがある。そうだ、しらべぇ既報の沖縄名物、鶏の丸焼き「ブエノチキン」によく似た味だ！

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ブエノチキンに比べるとややガーリックの味付けが強く、ご飯にも合う味。コレは美味しいナー！　にんにく臭くなっちゃうけど、絶対ヤミツキになってしまいそう。

熊本は黒豚と和牛が有名だが、鶏肉といえば「コッコローチキン」なのだと実感するウマさであった。もう一度食べにまた熊本へ行きたくなってきそうだ…。

参考リンク：コッコローチキン

（取材・文／しらべぇ編集部・熊田熊男）