ネット情報を全く信用しない人は4割(というネット情報は信頼されるか)
2016年の年明けはSMAPの解散騒動や、タレントのベッキーによる不倫についての芸能ゴシップがメディアに溢れた。SNSなどを通して世間からも注目が集まることとなり、同情と批難の声が当事者たちにも寄せられているようだ。
そこでしらべぇ編集部では、ブログやSNSなど「ネット上にある情報」を読者はどれぐらい信用しているのかについての調査を行うことにした。
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■ネット情報のほとんどは信じられていない
全国の20代~60代男女1350名に「BlogやSNSなど、ネット上で信ぴょう性のあると思う情報の割合」を質問をしてみるとこのような結果となった。
1番多かったのは「全く信用していない」の38.9%。信用している情報の割合が「1割~3割」だという人を含めればそれで全体の半数以上になる。
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■世代別に見てみると…
年代別に出してみると、20代でも3割の人々がBlogやSNSなどの情報を「全く信用していない」。
だが、40代の人は「4割~7割」の情報に信ぴょう性があると思っている人の値が20代、30代の「全く信用していない」を上回るなど、年を取ることで猜疑心が強くなるだけではないようだ。
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■強力な「週刊誌」の取材力と信頼性
流出した情報が「SNSの画面」のようなネット発だとしても、それが週刊誌に載ることによって真実味は格段に変化する。
雑誌・書籍など出版物は前年比5%減と過去最大の落ち込みが報じられているが、読者に信頼されるには、ネットだけでなく雑誌や新聞、テレビなど旧来メディアの力がまだまだ必要なようだ。
(文/しらべぇ編集部・田原美奈子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代 男女1350名