「自転車シェアリング」が超使える!サラリーマンには朗報か
エコで小回りが利く新しい移動手段として注目を集めている「自転車シェアリング」。
これは、2012年ごろから江東区を皮切りに、NTTドコモの関連会社をはじめとする企業と自治体が共同で実証実験を行っている期間限定のサービス。都内をはじめ広島県や宮城県、兵庫県などの都市エリアで徐々に実施エリアが拡大中だ。
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■自転車シェアリングが超使える理由
自転車シェアリングは、30分ごとの時間貸しで、各地に点在するサイクルポート間であれば乗り捨ても可能。駅から少し離れた場所に向かう際や、ちょっとしたおつかいなどに活用できると注目を集めている。
また、貸し出される自転車は電動アシストつきなので、坂でも難なく登ることができるのだ。
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■利用するなら月額定額サービスがお得!
そんな自転車シェアリングが、2月1日より千代田区・中央区・港区・江東区の都心4区すべてのポートで貸出・返却可能になる広域実験が始まった。
決済方法は原則クレジットカード限定だが、一度ケータイなどで加入してしまえば、24時間いつでも1回150円で30分間利用できる。
また月額定額サービスに加入すると、30分以内であれば無制限に利用できるため、駅から会社までの足にしたり、ランチタイムに遠出して普段なかなか訪れることができないお店を開拓したりと、日々の生活で活用できそうだ。
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■タクシー代が経費で落ちないサラリーマンに朗報?
相変わらず経費節減が叫ばれ続けている昨今。深夜残業になってしまった際に、帰宅時のタクシー代が精算できない会社も多いだろう。
終電を逃してしまったときには始発まで飲んだり、漫画喫茶で過ごしたり。すべてを諦めて家には帰らず、会議室で寝るなどしてやり過ごしている人も多いことだろうが…ここで、自転車シェアリング広域実験を整理してみよう。
・千代田・中央・港・江東の4区すべてのポートで貸出、返却可能
・24時間貸出、返却可能
・月額会員なら30分以内の利用ならば無制限に使用可能
今回の広域実験エリア内に居住し、かつ勤務していれば、終電を逃しても自転車シェアを活用し月額2000円で帰ることができてしまうのだ! サラリーマンには朗報ではないだろうか?
とはいえ、飲み過ぎて終電を逃してしまった場合は、おとなしくタクシーなどを利用しよう。酒酔い運転をした自転車の運転者には、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金という重い刑罰が待っているからだ。ノンアルコールで終電を逃したときにおすすめする。
(取材・文/しらべぇ編集部・寿洋平)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代 男女1371名