立ち蕎麦屋でやきそば!?有楽町のオアシス「後楽そば」
立ち喰い蕎麦屋と名乗っていてもうどんが必ずあり、ラーメンを出す所もたまにある。今回は知っている立ち喰い蕎麦屋の中では珍しい「やきそば」を出す店を紹介しよう。
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厨房に鉄板!?客の半数以上が注文するやきそば!!
有楽町駅の高架下にある『名代 後楽そば』。お昼時に訪れたのだがオフィス街ともあってスーツを着たサラリーマンでごった返していた。カウンターはビッシリ。店内の壁沿いにはズラッと食券を持った人の列が出来るほど。
券売機を見ると多種多様のメニュー。そば(紫)うどん(黄色)やきそば(赤)丼(オレンジ)で色分けしていて見やすい。迷わず目的のやきそば並盛り380円を購入。待っている間に観察すると半数以上がやきそばを食べ、厨房の端の方にある鉄板で大量のやきそばをジュウジュウ焼き続ける店員。これは期待できる。
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卓上ネギをガッツリかけて実食!!
到着。後楽そばオリジナルのお皿に盛られたやきそばは青のりがたっぷりかかっていて紅生姜の赤も眩しく食欲がそそられる。そして何よりも並盛りなのに量が多い。これで380円はそばらしい!(素晴らしい!)
看板に書いてある「自社製麺工場直送」の麺は少し太めでモッチリ。ソースがよく絡んだ麺とキャベツとの相性が良い。そして青のりの磯の風味と紅生姜の酸味がこのやきそばを引き立てる。
蕎麦用だと思うが卓上のネギをやきそばに投入させて貰う。
ガツン! このやきそばにネギが彩りと食感と風味を加える事によって更に楽しめる。
追加注文した50円のスープ。一見ワカメスープだが鰹等の出汁が効いている和風味。蕎麦を食べていないが蕎麦を感じさせてくれる一杯。食後にホッと一息。
日本人なら絶対食べた事があるお祭り屋台のやきそば。子供の頃行ったお祭りのあの味とあの時の情景に思いを馳せながら食べるのもよし。何も考えずただ黙々と腹を満たすもよし。そんな小さな幸せを提供してくれるオフィス街のオアシス「名代 後楽そば」、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょう。
啜るか啜らないかはあなた次第です。
(文/三拍子・高倉)
名代 後楽そば 有楽町店
東京都千代田区有楽町2-9-2
03-3201-2634