今でも遊びたくなるファミコンの名作コナミワイワイワールド
どうも! ゲーマーアナウンサーのあいちぃこと横町藍です。
さっそくですが、今回は私が一番ファミコンの中でやりこんだであろう「コナミワイワイワールド」を取り上げます。
ゲームの基本内容
このゲームは1988年に発売されました。コナミから発売されたゲームの人気キャラクターたちが一堂に会し、大魔王ワルダーを倒しに行くというものです。
横スクロールのアクションに、一部縦スクロールのシューティングが入ります。各ステージに捕らえられている仲間を助けるとプレイキャラクターとして使用できるようになり、計8人(?)のメンバーとシューティング時に使用する2機で戦いに出ることになります。
関連記事:男子必見!関西女子にモテモテのゆるキャラ「ぴちょんくん」が超カワイイ
多彩なキャラクター
コナミの別ゲームで隠しキャラという用途が強かった「コナミマン」が主人公。オリジナルヒロインキャラ「コナミレディ」に加え、がんばれゴエモン!の「ゴエモン」や映画グーニーズの「マイキー」、キングコングの「コング」など豪華メンバーが登場します。
私が最も使ったのは、「コナミレディ」と「シモン」。レディはストーリーが進むと空を飛べますし、見た目が可愛い。シモンは攻撃のリーチが長いので重宝します。みなさんは何を使ってましたか? 当時はそんな話をするのも楽しみのひとつでした。
関連記事:乱闘も凶器もあり!正々堂々と殴り合うくにおくんの大運動会
やりこみすぎて外れた道筋
ステージは基本的に6つの中から選択できますが、持っているキャラクターの特性を活かさないと先に進めないところもあります。そのため、ある程度の道順は決まってくるのですが、そこは幼いころの反抗期…いかにして本来の道筋を崩すかも当時は考えていました。
例えば、フウマを救出する”地獄ステージ”は、コングの高いジャンプ力がなければ越えられないところがあります。しかし、2プレイヤーいる場合、一人を頭の上に乗せて飛び越えさせることができます。
まぁこの場合、もう一人は自滅するしかなく(二人が同じ画面にいると先に進めない)、その先を一人でクリアしていくにはなかなかハードルの高いステージなので、オススメしないというか無謀に近い作戦になります。
関連記事:伝説のゲーム・ドラゴンクエストⅢの悲劇!そしてトラウマへ
ラスボス討伐! しかし油断大敵…!
アクションから物語が進むと、私の苦手なシューティングゲームが始まります。ここではツインビーやビッグバイパーが活躍。そしてラストステージへ。
内臓うにょうにょの幼心に気持ち悪さが残るステージから、いよいよラストバトルになります。そしてついに討伐に成功! …と思ったそのとき!「ケイコク!ハヤクモドレ!」のメッセージと共に、画面センターに4ケタの数字が!!
突然のカウントダウンが始まり、ツインビーやビッグバイパーを置いている位置まで戻らないといけないハメに。
落ちたら即死の穴や、地上の凹凸も多い、焦って階段上れない…何度全滅したことか。そう、コナミマンやコナミレディで飛んでいけばいいということに気づくまでは…。このゲームは本当にいろんな要素で魅せてくれるゲームだったなぁと、このコラムを書きながらもドキドキしています。
関連記事:ボス戦はあっち向いてほい!お姫様救出アドベンチャーサラトマ
脳裏に焼き付く「パスワード」
ゲームオーバーという概念はないものの、電源を切ったあとのゲームの再開はパスワードで行うことになります。パスワードは全14文字。やりこんだ方なら今でも脳裏に焼き付いているのではないでしょうか?
私も焼き付いています。「トホタホツ ンニヌツヒ タミエミ」という文字の並びを…。今もプレイできる環境をお持ちの方はぜひ入れてみてください。裏技でもなく対して強くもなく、中途半端な進行具合が復帰されます。えぇ、あくまで自分のデータですから…。
今プレイするにはハードルの高いゲーム
今でもたびたび「ワイワイワールドやりたい!」という衝動に駆られるのですが、このゲーム、大人の事情でVCにもなってないんですね…。ワイワイワールド2はVCになっていますが、個人的には全くと言っていいほど別ゲーになっていると思ってます。
2006年くらいにアプリとして登場したものも、スマホではプレイ不可。こうなるとますますやりたくなるもので、このゲームのためにファミコン実機を購入してしまうかもしれません。
(文/横町藍)