花粉症対策で話題の「ワセリン」 実際に使用してみると…
コストパフォーマンスが高く、財布の紐が堅い人にもうってつけの商品と言えるだろう。
やっと寒さから開放されて、暖かくなってきたと思ったら、今度は「くしゃみ」「鼻水」「目の痒み」など、容赦なく花粉症の症状は襲ってくる。
体感的にはちょうどいい春という気候を、花粉症に悩まされずに楽しみたい人にとって、Twitter上で話題の「ワセリン」は役に立つかもしれない。
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■ワセリンって何? 使い方は?
ワセリンは、原料の原油を高純度に精製して作られたもので、主に皮膚を保護する保湿剤として使われる。薬局などで売っていることが多いので、見たことがある人もいるだろう。
花粉の影響で鼻がムズムズする人は、鼻の下や鼻の穴の中、その周辺にワセリンを塗ってみるといいらしい。目の痒みが気になる人は、涙袋とまぶたのラインにワセリンを塗る。綿棒で耳のキワにも塗ると、更なる効果を発揮するとのことだ。
よりこだわりたい人は、輸入用のワセリンより国内産の白色ワセリンを選ぶといいかも。保存料が入っていないのでオススメだ。
■使ってみた人たちの感想
Twitterで話題になっているので、実際に使用した人たちの声を拾い上げてみた。
目の周りと鼻にワセリンつけると多少花粉症楽。鼻は中に沢山ぬる。
— 赤木克行 (@AKG_units) March 2, 2016
筆者も半信半疑で鼻の中にワセリンを塗ってみたら…一瞬にしてくしゃみが止まった! 個人差はあるようだが、花粉症が軽度の人は、もしかしたらワセリンだけで十分かもしれない。
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■花粉症以外の使い方も万能
マリリンモンローも愛用していたというワセリンは、乾燥対策にバッチリ。顔を含めた全身に塗ることができるのだ。また、女性はアイメイク落としやメイクの下地にも活用できるので、持っていて損はないだろう。
男女共通だと、靴擦れや傷の保護、合皮以外の靴の革製品の靴やバックの艶出し、ニキビの治療にも効果があると言われている。
花粉症の季節が終わり、暑い夏がやってきたときにも使えるようだ。日焼けをしすぎてしまったとき、シャワー前に日焼けした箇所に塗るだけで、激痛からの予防対策にもなるという。
値段も300円前後から買うことができるので、コストパフォーマンスが高く、財布の紐が堅い人にもうってつけの商品と言えるだろう。
(取材・文/Sirabee編集部)