「センテンススプリング」に挑むのは?『1〜3月流行語大賞』を発表
昨年も数々のニュースが世間を賑わわせたが、2016年が明けてからも元トップアスリートの逮捕劇、人気タレントの転落、国民的アイドルの解散騒動など、その勢いはいや増すばかりだ。
しかし、通常さまざまな「流行語大賞」は年末に発表されるため、時間がたってしまった前半のネタは実感しづらい。
そこで、しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1338名を対象に「今年に入ってから流行したと思う言葉」について、調査を実施した(なお、調査期間は3月18日〜21日のため、3月下旬の話題は含まれていない)。
トップ10にランクインした「今年の流行語」を下位から順にご紹介しよう。
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■第8〜10位:新党名、「ホラッチョ」に敗れる
10位にランクインしたのは、「公開処刑」。『SMAP☓SMAP』(フジテレビ系列)番組冒頭で、生放送での謝罪会見は「お通夜のようだ」とも評された。
民主党と日本維新の会が合併し、昨日、結党大会を行なった「民進党」は、ショーンK氏の高校時代のあだ名とされる「ホラッチョ」をも下回る結果に。今後がやや危ぶまれる。
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■第5〜7位:不倫と大ヒットのお笑いネタが
7位には、週刊文春がすっぱ抜いた、ベッキーとゲス川谷のLINEに書かれていたとされる「卒論」。6位は、国会議員カップルとして話題だった宮崎元・衆院議員による「育休不倫」と、不倫関連の言葉が一定の支持を集めた。
「PERFECT HUMAN」は、音ネタブームの中、かつて「武勇伝」で一世を風靡したオリエンタルラジオによる大ヒットの新ネタだ。
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■第4位以降は、硬軟まざった混戦
4位と5位の間には10ポイント以上の差が開いた。「SMAP解散」は、実際に解散していたらこれ以上の衝撃度だったかもしれない。
マイナス金利は50代男女では、支持率1位。ビジネスや家計に責任ある立場の人には、とくに気になるキーワードだろう。さて、残すは1位・2位だが、読者諸氏はどのように予想されるだろうか?
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■栄えある第1位は…
2割を超える支持を集めたのは、ベッキー・ゲス川谷のLINEにあったとされる「センテンススプリング」。「文春」を茶化した言葉だが、編集部がその後もスクープを連発することに対して、世間から敬意を集めているようだ。
惜しくも次点だったのは、無名のユーザーによるはてな匿名ダイアリーの書き込みから、政治をも動かした「保育園落ちた日本死ね」。60代男女ではもっとも支持を集めたが、子や孫世代への心配のあらわれだろうか。
今年もまだ始まったばかりだが、この破壊力を超える話題やニュースが登場するのか。センテンススプリング取材班やネットユーザーにも期待したい。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月21日
対象:全国20代~60代の男女1,338名