家での一人飲みはさみしい行為?じつは「超大事な時間」と判明
花見シーズンを前にして、「来週の土日は花見ハシゴだよ〜忙しい!」と嬉しい悲鳴をあげている人もいることだろう。
しかし、クラフトビールなどさまざまな種類のビールがコンビニなど身近な場所で買えるようになった今、 家で一人飲みをする人も増えているという。
■50〜60代男性は家での一人飲みが好き
しらべぇ編集部が調査をしてみると、性年代別ではどの世代でも男性に一人飲みをしている人が多いと明らかに!
女性でも飲みやすかったり、かわいいラベルのお酒も増えてはいるが、お酒自体の支持率はまだまだ男性に高いのだろうか。また、会社帰りに飲みに行く人が多そうな50〜60代の年配男性では、一人家飲み率が他の世代よりも高かった。
そこで、家でよく一人飲みをするという60代男性に話を聞いてみると…
「友人からおいしい日本酒や、お土産で地酒などをよくいただくので、 そういったお酒を家でひとりで飲んでいます」(60代男性)
一人飲みは寂しいものなのかと思いきや、そうではないのかもしれない。自分のためを思って買ってくれたお酒をひとりで堪能するのも、いいひとときのようだ。
年配の男性はさまざまなお酒を飲んできた経験から舌も肥え、ひとりで上質なお酒を味わうという人も多いのかもしれない。
■出世している人は家で一人飲みをしている!?
さらに特徴別で見てみると、興味深い結果が。「学歴に自信がある」「他の人に比べて出世している」人は、一人飲みをしている人が多かったのだ。
加えて、「コミュニケーション力が高い」と思っている人も比較的多い傾向に。
人間関係を上手に築いていると思われる人たちであるが、こうした人たちほどお酒をお供にひとりで仕事の未来計画を立てたりしているのかも。また人付き合いでの疲れを、一人飲みで癒やしているとも考えられそうだ。
家での一人飲みは寂しいものではなく、 自分だけの時間に浸り、今の自分を振り返ることができる大切な時間なのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名