面接で「変な質問」を受ける年代が判明!中にはセクハラも…
愛知県内の20代女性が、大手自動車メーカーグループ会社の入社試験を受験した際、採用を担当した男性社員から食事などの関係を持つことを強要され、断り続けたところ不採用にされたとして約600万円の損害賠償を求め提訴したことが判明した。
一連の報道によると被害女性が筆記試験に合格した際、男性社員が「俺が合格させた」などと女性に連絡を入れ、関係を迫ったそう。採用担当者という立場を利用した行為に、怒りの声が噴出している。
このようなケースは稀だと思われるが、就職活動では採用者が求職者を下に見る傾向はあるようで、面接などで侮辱やセクハラまがいのおかしな質問を受けることもあるという。
■面接で「変だな」と思うような質問をされたことがある?
そこでしらべぇ編集部では全国の会社員経験者に「面接で変だなと思うような質問をされたことがあるか」聞いてみた。
結果、20代女性の約4割が「ある」と回答。20代女性は他の世代よりも突出して高い数字となっており、面接で「変だなと思う質問」をされやすいことが判明した。
自分の立場を利用してセクハラまがいの行動をとる中高年が増加しているのかもしれない。
■実際に変だと思うような質問を受けた人に聞いてみた
実際に変だと思うような質問を受けた人に聞いてみた。
面接は企業側だけなく、求職者も企業の社風などを見極める場。少しでもおかしいことがあった場合は、入社を辞退したほうが身のためかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月20日~2016年3月24日
対象:全国20代~60代の会社員経験者485名