誰でもできる最強の支援方法「福岡から行く熊本買い物ツアー」をしよう

と思っている人、ちがうよ、ぜんぜん違うよ！　むしろその謹慎ムードが、熊本の復興を止めかねないんだよ！　むしろこんなときだからこそ、熊本県へ旅行してお金を現地で払って、支援してあげるのが最大の手助けではないだろうか。

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■支援の迷惑にならない熊本旅行とは

でも、「緊急車両の邪魔になったりしたらやっぱりTwitterで叩かれちゃう…」と不安になっている人もいるだろう。そんな人もご安心を。被災者の迷惑にならずに熊本旅行を楽しめる道や行き方を、詳しく説明したいと思う。

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■福岡空港が便利

まず、熊本県への行き方としては「飛行機＋レンタカー」がおススメ。探し方としては「トラベルコちゃん」や「じゃらん」「楽天トラベル」などで航空券＋レンタカーのパックを探そう。

熊本空港が4月22日現在発着本数が少なくなったりしているため、目的地は福岡空港にする。じゃらんで検索したところ、5月3日から1泊2日で37,800円からツアーがあった。

パックで選ぶホテルは、福岡市よりも熊本へ近く、宿泊施設も豊富にある久留米市を選べば邪魔にもならない。ちなみに福岡空港から久留米市内のホテルが多い場所までは、約1時間弱で行ける。

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■宿泊先は久留米市がおススメ

1日目は福岡市や久留米市巡りをして、2日目は熊本県で買い物をメインとしたドライブを楽しもう。

久留米市まではだいたいの人が九州自動車道を通って行くと思うが、熊本県への入り方はそのまま南下し、菊水IC、もしくは植木ICを降りる。

その後熊本県の北部にある、山鹿市や菊池市を目指せばOKだ。だいたい久留米から1時間ぐらいで着くだろう。

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■熊本グルメを楽しもう

現地に着いたら、まずは美味しい熊本グルメを楽しみたい。「現地で食事なんてとんでもない！」というムードかもしれないが、実際のところ被害の大きかった熊本市周辺でも最低限の食料はある。

そのため、逆に福岡で弁当を買い込んで現地で生産された物を食べないと余ってしまい、飲食店がピンチになる悪循環が起きてしまうかもしれないのだ。

たとえば、食べログでも人気の山鹿市にある炉端焼き店『山ろく』はやや行きづらいものの営業を続けている。

被災地で炊き出しを行っている菊池市のピザ店『イルフォルノドーロ』はオーナーが獲ったイノシシなども食べられたりと、山鹿・菊池あたりは営業している飲食店も多数あるため、積極的に活用したいところ。

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■道の駅で買い物を楽しむ

グルメを味わったら、次は買い物をしよう。ここで絶対に買ってほしいのが、スイカやメロンなどのフルーツをメインとした農産物。

果物は育ってしまうと収穫しないわけにもいかず保存もきかないため、観光客が積極的に買わないと腐らせてしまうことになる。

とくに菊池市にある道の駅『メロンドーム』で販売されているメロン『肥後グリーン』は甘味が強く絶品で、七城町の特産品のひとつ。

発送もできるし大事な人へのお土産にも最適なので、ぜひ買っておこう。また、もうスイカも出回ってきている。

ちなみに弁当は少ないかもしれないが、お茶などの清涼飲料水はどのスーパーでも豊富にあるため買って問題ないと思う。

また、道の駅で売っているおにぎりなどのお弁当はもし市内の飲食店に行く時間がない場合は、積極的に買って食べよう。これも支援になる。

■熊本買い物ツアーで復興支援

その後はまた同じ道を戻り、福岡空港から帰ればOK。ボランティアはできなくても、実際に熊本へ観光をすることで街が活気づき、復興を助けることはできる。

まだ余震が続いているため注意はしたほうがもちろんいいが、様子を見て誰にでもできる「福岡から行く熊本買い物ツアー」、ぜひ実践してみてほしい。

（取材・文／しらべぇ編集部・熊田熊男）