ミシュラン2つ星シェフ「冷奴には木綿がおススメ」 意外な理由とは…
提供:タカノフーズ
初夏の訪れを感じさせるこの季節は、冷たい物が食べたくなってくる人も多いはず。 中でも、なめらかな口触りと味わいで、日本人に古くから愛されてきた食べ物のひとつに「冷奴」がある。
■一般的には絹ごし派が多い
手軽に作れるだけでなく豆腐の味がよくわかる冷奴だが、主役である豆腐には「木綿」と「絹ごし」どちらを選ぶ人が多いのだろうか? しらべぇ編集部は、全国321名の男女を対象に調査を実施した。
結果、約7割が「絹好き」で圧勝。理由を聞いてみたところ、ツルッとした舌触りが好きだという回答のほか
といった意見があった。一方、木綿派の約3割にも意見を聞いた。
それぞれに違った魅力があるのはわかるが、一体、どちらで作ると旨いのか…?
■和食の2つ星シェフに聞いてみると…
和食のプロはどちらを使うのだろうか? ミシュラン2つ星に輝いた「分とく山」の総料理長・野崎洋光氏に聞いてみると…
野崎シェフは、冷奴は絹ではなく木綿のほうが相性が良いと言う。その理由は大きくわけて3つあるとのこと。
①大豆の味が濃い
②「とけるおいしさ」じゃなくて、「口の中でほどけていくおいしさ」がある。
③そのままでも美味しいが、手で崩すと表面積が増えて味がよくからむため。
密度の濃い木綿ならではのメリットがあることがうかがえる。さらに魅力を聞いてみた。
■木綿冷奴の魅力とは?
—なぜ木綿冷奴がお好きなんですか?
そう語る野崎シェフに、木綿冷奴のとっておきのレシピを教えていただいた。
【レシピ(1人前)】
木綿豆腐…1丁
大根…20g 長葱1/4本
大葉…2枚
☆しょう油…大さじ1
☆ゴマ油…小さじ1
① 木綿豆腐を手で崩す。
② 器に盛りつけ、大根を5㎜角に切り豆腐の上に乗せる。
③ 長葱は小口切り、大葉は千切りにする。
④ ②の豆腐に③の薬味をのせ、しょう油とゴマ油を掛ける。
完成した冷奴がこちら。
さっそくいただくと、木綿豆腐の断面にごま油が香ばしくからむ。 そこに大葉の豊かな風味と大根の角切りのサクッとした甘みが加わり、ネギの食感と共に絶妙なハーモニーを奏でる。たしかにこの歯ごたえは木綿豆腐の冷奴ならではだ。
野崎シェフは、豆腐を「日本最強のスタミナ食」だという。食の簡素化が進んでいる今、健康的で強力なたんぱく源であることを忘れないで欲しい、と語っていた。
■今すぐ食べたくなった人は…
木綿冷奴を食べたくなった人には、原料である大豆にこだわったタカノフーズの「もめん美人」がオススメだ。
それでも絹にこだわるという人には、同じくタカノフーズから絹豆腐の「絹美人」がオススメ。いずれも小鉢に盛りやすく使いやすさを考慮した1人前サイズとなっている。
豆乳がまだ温かいうちに凝固剤であるにがりを入れる「温豆乳製法」という手法を用い作られた豆腐は、風味がそのまま閉じ込められ豊かなコクと甘みのある仕上がりだ。
タカノフーズでは、5月1日からおかめ豆腐の全商品を対象としたキャンペーンを実施している。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月10日~2016年3月11日
対象:全国20代~60代の男女321名 (有効回答数)