出演者もファンも困惑！淡路島のアイドルフェスが不穏な空気
5月28日・29日（前夜祭は27日）に兵庫県・淡路島で行われる「GIRLS POP FESTIVAL in 淡路島」。多くのアイドルが集まる楽しいイベントのはずがネット上で不穏な空気が流れている。
■公式のアナウンスがひどい
「総勢100組のアイドルが淡路島に大集結！ あなたの会いたいアイドルが淡路島で待っています。」がキャッチコピーのはずだったが、5月25日にそっと「のべ100組…」に変更。
100組集められなかったのか、それとも集める気がなかったのか（26日現在、「総勢」に戻されている）。
これに対して、来場予定のファンも…
「公式アナウンスがないなんて。黙って書き換えるとはすごいな」
「出演者が半減とか詐欺じゃん」
とさすがに唖然。
また、同日にTwitterにて第4弾の出演アイドルが発表されたが、イベント公式サイトは更新せず。運営元であるフォースミュージックが制作しているTV番組『ウタ娘α』のTwitterアカウントからの告知のみだ。
◆淡路島ガールズポップフェスティバル◆
5/28(土)・29(日)＠淡路ワールドパークONOKORO
！お待たせしました！！各日出演者情報、解禁！！#淡路島ガールズポップフェスティバル pic.twitter.com/TcS0To5QNh
— ウタ娘でした (@utamusumegenki) May 24, 2016
そもそもイベント公式のTwitterアカウントを作っていない。ならばせめて、運営元のアカウントから発信すべきだろう。
■シャトルバスがひどい
同じく25日になって、シャトルバスの詳細が掲載された。前夜祭を考えると、2日前の告知だ。
とくに注目してほしいのは前夜祭。この時間では開場時刻である16時に間に合わないのだ。さらに帰りは、1時間20分あれば着く行程を、12時間以上かけて神戸に戻るらしい。
バスの台数も少なく、これなら三ノ宮から高速バスで向かうルートをおすすめしたい。本数も多く、値段もほぼ変わらない。
■淡路市の後援（申請中）→不承認
公式サイトには「後援：兵庫県淡路市、兵庫県淡路県民局（申請中）」とある。しらべぇ編集部が26日に淡路市に電話をしたところ
こちらの申請は、不承認になっています。（淡路市商工観光課）
との驚きの返答が。それであれば、即座にサイトから文言を消すべきだ。
会場となる、淡路島ワールドパークONOKOROもFacebookにてお詫びとお願いを掲載。
会場側が書く内容ではないし、文章から困惑の色が伝わってくる。 この内容について、公式サイトではお詫びどころかまったく触れられていない。
■アイドルたちも困惑
出演するアイドルもあまりに届かない連絡に困っている。
(タイムテーブル) https://t.co/iCgpkIxNXa
— #サバイバル・寺嶋由芙 (@yufu_0708) May 24, 2016
他のアイドルが「淡路島、何が必要なのかさっぱりわからぬ」とつぶやいたことに対する返信だ。実際タイムテーブルは25日に出演者の元へ届いたそう。やはりぎりぎりまで出演者が確定しなかったのだろうか。
26日15時に来場者に向けて情報解禁されるという話があったが、26日18時現在、公式からの情報はなし。アイドル側が自身の出演時間をぽつぽつと告知しはじめている。
ずさんな運営に、出演辞退するアイドルも出る始末だ。
5/28.29開催の「GIRLS POP FESTIVAL in淡路島」および5/27開催の前夜祭イベントについて、放課後プリンセスの出演を見送ることとなりました。急なお知らせとなりご迷惑をおかけいたしますが、ご理解お願いいたします。https://t.co/BNn7IqsMQI
— @forzarecord_1 (@forzarecord_1) May 21, 2016
GIRLS POP FESTIVAL in 淡路島
パピマシェ パピロジェ出演キャンセル致しました。下記ブログをご一読お願い致します。
楽しみにされていたファンの皆様
大変申し訳ございません。引き続き応援よろしくお願い致します。https://t.co/BnPVgMFMNx— パピロジェ運営事務局 (@papirosier) May 23, 2016
どちらも公式ブログにてイベント運営元を批判しており、出演辞退した理由は主催者と情報共有ができないからと明言している。主催者と連絡が取れないと嘆くツイートも。
イベント公式サイトでは、出演辞退したアイドルをそっと削除したのみで、とくにアナウンスを行なっていない。
どの件もここまで大きなイベントで起きてはいけないし、それ以上に運営側が揉め事や不都合な点を隠そうとしているようにしか見えない。シンガーソングライターの殺傷事件が起きたばかりで、防犯面が気になる人もいるだろう。
出演するアイドルも参加するファンも 、最終的に「楽しかった！」と言えるイベントになることを祈るのみだ。
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