まるで天国?「ホワイト企業」の夢のような社員待遇とは
世の中には、社員を呑み込むような黒い企業がある一方で、社員を大切にするホワイト企業も存在するらしい。そこでしらべぇ取材班は、ホワイト企業に勤めている男女5名に話を聞いてみた。
その中で、まるで天国のような会社が存在することが明らかに。
①パートでもボーナスを支給
「私は午前中のみのパート勤務なんですが、年2回のボーナス時期は『日頃から頑張ってくれているから』と、社員さんと同様にボーナスを貰っています。
これまでさまざまなところでパート勤務をしてきましたが、ボーナスなんて皆無だったので感動しました。」(専門サービス業勤務/女性・38歳)
②社員の安全を考えてくれる
「うちの会社は、駅から30分くらい歩くという通勤が大変な場所あるんです。だから社長は、雨風が強い日などは、通勤時に『なにかあったら危ないから』と、午後出勤や会社を休みにしてくれます。
通勤だけでなく仕事の面でも、利益じゃなく社員の安全を第一に考えてくれるので、安心して働けます」(金属製造業勤務/男性・32歳)
③有給がしっかり取れる
「僕が勤めている会社は、有給がすごく取りやすいです。繁忙期なのに、上司が『タイに行ってくる』と言って、2週間の有給を取ることも。
でも有給で外出してリフレッシュできる分、仕事の能率も上がるし、職場関係も良好です。むしろ有給を使わない人は、上司から『じゃんじゃん有給使えよ!』と怒られます」(化学工業勤務/男性26歳)
④仕事量を減らすために多めに雇う
「うちの社長は『仕事は楽なほうがいい』という考えの持ち主。だから、ひとりいれば十分な部署なのに三人も雇われています。
そのため、朝9時から仕事開始で、ヒドいときには朝10時にはもうやることがなくなることも…。あまった時間に地域の掃除をしていたら、会社に近隣の警察署の方が来てお礼を言われました」(卸売業/女性・32歳)
⑤女性は危ないから定時帰宅
「社長は『女の子を遅い時間まで働かせるのは危険…』と心配してくれる人で、長年女性社員は残業なしという風習になっています。
それが当たり前だと思っていたので、女友達が会社で夜遅くまで残業させられると聞いたときには『その会社大丈夫?』なんて思っていました」(機械工業勤務/女性・29歳)
取材した5名の人々は「しっかりと社員のことを思ってくれる会社だからこそ、自分も会社のために頑張ろうと思える」と語っていた。
ブラック企業で社員を酷使するよりも、ホワイト企業で社員をゆるやかに働かせるほうが仕事効率は上がるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)