もうお金は充分ある?「宝くじを買わない」と決めている人の割合
9月2日は第一勧業銀行(現・みずほ銀行)が1967年に制定した「宝くじの日」。くじ(9・2)の語呂合わせによって決められた記念日である。
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■宝くじを買わないと決めている人の割合
しらべぇ編集部では、過去数回にわたり宝くじ購入者に関するリサーチを行ってきた。逆に、買わないと決めている人は、どれくらいいるのだろうか。
全国の20~60代男女1,368人を対象に調査を実施。宝くじを買わないと決めているのは全体のおよそ3割だった。
性別年齢別では差が大きい。50代女性、60代女性が4割を超えており、宝くじへの関心が薄いようだ。
対して40代男性は24%と、4人にひとりの割合に下がっている。何かとお金が必要な40代男性は、宝くじに夢を抱きがちなのだろう。
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■年収で二極化する宝くじへの意識
高所得者ほど宝くじを買っている傾向に対して、宝くじを買わない人は、年収300万以下と700万以上で3割を超える。二極化している状態だ。
また、高所得者は宝くじ購入経験者が多いものの、買わないと決めている人も多い。つまり、「買ってもいいと思っているけれど、買ったことがない」人が少ない。高所得者は決断力を持っているとわかる。
なかには「買ったことがあるけれど、もう買わないと決めた」人も多いようだ。夢を買わなくてもいいくらいの年収になったのかもしれない。うらやましい。
「宝くじの日」は当選しても引き換えない宝くじが多いため、時効防止PRの一環で制定された日であり、毎年、ハズレ券を対象とした「宝くじの日お楽しみ抽せん」が行われている。
過去1年に購入した宝くじを持っている人はチェックしてみよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1368名(有効回答数)