ナビスコ「リッツ」と新商品「ルヴァン」食べ比べ!味の違いは
8月31日、ついにヤマザキナビスコは姿を消し、主力商品であった「リッツ」「オレオ」などは今後モンデリーズ・ジャパンの商品として生まれ変わる。
しかし、ヤマザキナビスコのリッツの味は失われることはない。ヤマザキナビスコ改めヤマザキビスケットは「リッツ(RITZ)」の後継菓子である「ルヴァン(Levain)」を発売。9月1日に出荷され、順次店頭に並んでいる。
そこで、今後二度と発売されることのないヤマザキナビスコの「リッツ」シリーズとヤマザキビスケットの「ルヴァン」シリーズを食べ比べ。
真の後継菓子となりえるのか、しらべぇ取材班が独自に判断してみた。
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■3商品を食べ比べ
左がヤマザキナビスコ、上から「リッツ」「リッツチーズサンド」「プレミアムクラッカー」。右がヤマザキビスケットの「ルヴァン」「ルヴァンチーズサンドクラッカー」「ルヴァンクラシカル」。
見た目は明らかに違うが、問題は味。新旧を食べ比べてみよう。
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■リッツvsルヴァン
まずはリッツと後継のルヴァン。
形状は丸形から角ばったものに変更。若干だがルヴァンが厚いようだ。画像の商品は1パック13枚ずつで同じものの、リッツは1パック44グラム、ルヴァンは50.7グラムとボリュームが増している。
肝心の味はほとんど変化ない。リッツがほのかに塩味を強く感じられたが誤差のようなものだろう。ボリュームが増した分、一枚の食べごたえはルヴァンに軍配が上がる。
そのまま食べても変わらないおいしさ。表面積が大きくなった分、パーティーの際、カナッペやディップをより楽しめるようになったのではないだろうか。
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■リッツチーズサンドvsルヴァンチーズサンドクラッカー
リッツで濃厚なチーズペーストをサンドした「リッツチーズサンド」。後継が「ルヴァンチーズサンドクラッカー」だ。
リッツチーズサンドは一口食べるとすぐに濃厚なチーズの香りが口に広がる。しかし、ルヴァンチーズサンドクラッカーでは、はじめはルヴァンそのものの味を感じ、後から濃厚なチーズが追ってくる。
前述のとおり、ボリュームが増したことでルヴァンがチーズに負けないほどの力強さを発揮しているのだ。
好き嫌いに個人差はあるだろうが、リッツチーズサンドのチーズが強すぎると感じていた方にはルヴァンチーズサンドクラッカーが好みだと思われる。
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■プレミアムクラッカーvsルヴァンクラシカル
最後に「プレミアムクラッカー」と後継「ルヴァンクラシカル」。
こちらは形状が近いこともあり食感、味ともにほぼ同じ。ルヴァンクラシカルの小麦の香りがほのかに強いようだ。
当然、口の中の水分を奪う点も後継している。何枚まで水を飲まずに食べられるかを試し、どちらも4枚を記録した。
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■新商品の反応は?
同商品を実際に食べた人々の反応はどうだろう。Twitterで確認してみると…
ルヴァン美味しい
丁寧なリッツって感じ— きゅう (@solo_kyu) September 5, 2016
https://twitter.com/sanfnar10/status/772682464644833280
ルヴァンクラシカルを食すと、なんということでしょうプレミアムと同じ味!
流石ヤマザキ!まだ食していないがおそらくリッツ=ルヴァンで間違いない。
そしてルヴァンのパッケージに高度経済成長期のニオイを感じるのはウチだけか?— 谷中の茶ノ間の中の人=カトウ (@kato_chanoma) September 5, 2016
ほぼ変化なく、おいしいとの声が多かった。懐かしさ、変わらない味を感じることのできるルヴァンシリーズ。ぜひ食べて確かめてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)