シュールすぎて困惑…突如屋上に現れた見る人を不安にさせるアート
これは…一体なんだろう。
建物の屋上に設置された巨大な手。その質感から人工物であることはすぐわかるが、手の甲部分には人間の顔らしきものがついていてかなりシュール。
ニュージーランドのアートギャラリー上に突如として現れたシュールな像の写真が、ネット民たちを震え上がらせているようだ。
■巨大な手に顔がついた不気味な像
ニュージーランドの都市クライストチャーチにあるクライストチャーチ・アートギャラリーの屋上に現れた巨大な手の像。
その風貌は一言でいうと「顔のついた手」。巨大な手が建物の屋上に刺さっているだけでもシュールなのに、妙に生々しい顔がくっついているせいで不気味さがアップ。
クライストチャーチ市民やアップロードされた写真をみたネット上の人々を巻き込み、ものすごく不安な気持ちにさせている。
関連記事:子供のころ夢だった「360度回転するブランコ」を自作しちゃった男性
■よく見ると訴えかけるものがある?
しかしこの像をよく観察してみると、優れたアート作品が持っている、人々の心に訴えかけるようなパワーを感じないでもない。
人差し指と中指で全身を支える姿からは自ら立ち上がろうとする力強い意志を感じるし、遠くを見つめる真剣な面持ちはまるで国の行く末を案じる賢者のようだ。
一体作者はどういった意図でこの像を制作したのだろうか?
関連記事:【閲覧注意】グロすぎる!歯科技工士が作った絶対に呪われてそうなスマホカバー
■作者「特に意味はない」
なぜこのような像を作ったのか、制作者であるロニー・ファン・ハウトさんはこのように語っている。
「特に意味があるわけじゃないよ。何か伝えたいわけでもないし。アートにはそういうのがつきものだけど、これはどっちかっていうとシュルレアリスム(超現実主義)のアートワークみたいなものだね」
意味、なかった…!!
ちなみにこの像の顔と手はロニーさん本人がモデルになっているそうだ。展示は少なくとも来年までは続くそうなので、ニュージーランドに渡航する予定のある人は記憶に留めておいてはいかがだろうか。
あわせて読みたい→美しい花には…毒!?イギリスにある「世界一致死性の高い庭園」
(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)