マンション派vs一軒家派 各世代男女で大差「夫婦で意見合わない?」
来春にむけて引っ越しを考えている人は、年末がなにかと忙しくなるのを見越して、そろそろ情報を集めていきたいころ。
住まいについてまず考えるのは「マンションか戸建てか」だろう。家族構成やセキュリティー面によってメリット・デメリットがそれぞれある。
しらべぇ編集部は、全国の20~60代男女1,365名を対象に「自分に合う住まい」について調査を実施した。
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■自分に合う住まいはマンション? 一軒家?
「マンションと一軒家、自分のライフスタイルに合っているのは?」と聞くと、マンション派3割に対して一軒家派が7割と判明した。
総務省統計局の「社会生活統計指標-都道府県の指標-2016」から算出した2013年時点の共同住宅と一戸建ての戸数比率は43.6%:56.4%。
一軒家に住みたくても住めない人達が多くいると予想できる。住まいに関する理想と現実は大きく離れているようだ。
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■同じ年代でも男女差
性別・年代別集計では、各世代、同じ年代で男女差が大きい。夫婦で意見が合うのだろうか? 心配が残る結果になった。
一軒家派が一番多いのは20代男性。若者はひとり暮らし願望が薄いのだろうか。マンションでの騒音問題など、住民間のわずらわしいトラブルに関わりたくないのかもしれない。
小さい子どもがいるなら、周囲を気にせず、自由に暮らせる一軒家は最適だろう。
40~60代では、年齢が高くなるにつれてマンション派が増える男性に対し、一軒家派が増える女性。
子が巣立つとコンパクトに生活できるマンション派が増えると予想していたが、女性には当てはまらないようだ。女性は家族が戻ってくる場所を持っておきたいと考えているように思える。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)