意識高すぎて迷惑?ノマドワーカーへの世間の厳しい印象3選
カフェでノートパソコンを触り、長時間居座わるノマドワーカーは、もう定着した「都会の風景」となった。
IT機器を駆使してオフィスだけでなくさまざまな場所で仕事をする働き方は次第に増えている。しかし、しらべぇ編集部の調査によれば、ノマドワーカーに対して世間の目は厳しいようだ。
①「意識高い系」に見えるカフェはスタバ
どのようなカフェや喫茶店でノマドワークをしていたら意識高い系だと思われるのか。
しらべぇ編集部では、全国の男女1341名を対象に「ここでパソコンを開いて作業をしていたら意識高い系だと思うコーヒーチェーン店はどれか?」調査を実施した。
結果、チェーン店の中ではスターバックスが3割ともっとも多く、他店は3%前後と少数。
有名店に圧倒的な差をつけて、1位となった「スターバックス」。たしかに何となくだがリンゴの書かれたPCを開いている人が多いイメージがあるだろう。
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②スタバはオフィスだと思っている人が多数
調査によると、「私にとってスターバックスコーヒーは、仕事(勉強)をするための場所だ」と7.2%の人が答えていることが分かる。
世代別に集計すると、20代では12.5%。8人に1人はスタバがオフィスである。スタバをオフィス・自習室ととらえている人たちの声は…。
「Wi-Fiがつながるのでよく利用している。コーヒー代は完全に席代だと思っている」(29才・男性・ライター)
「参考書を広げているだけでイチャついている高校生を見ると、「オレのオフィスなんだからどけろよ!」と何度もキレそうになる」(31才・男性・広告)
「資格の勉強をしていたときは朝から夕方5時ごろまでいたときもある。店に悪いので1時間ごとに注文していたのでお会計はけっこうな額になりました」(25才・女性・薬剤師)
「私がよく使うスタバは時間帯によってはテーブル横一列全員MacBook Airも珍しくないです」(20代・女性・デザイナー)
彼らにとって、「コーヒー=席代」のような感覚なのかもしれない。
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「スタバは自習室じゃない!」スターバックスはいつから「オフィス」になったのか
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③ノマドがはたして良いことなのか
しらべぇ編集部が「カフェやファミレスなどで仕事や勉強をしている人を見ると、『家や会社でやってほしい』と思う?」と調査したところ、このような結果が出た。
店内が混雑しているにもかかわらず全く気にする素振りを見せない、ワンドリンクで何時間も粘る…。ノマドの存在を好意的に見ない人たちからは、しばしばそんな声が聞かれる。
お店のためにもほかの利用客のためにも考えて使うことが大切である。
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ノマドに対し「家でやれよ…」「会社戻れよ…」と思ってる人はどのくらい?
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日/2015年6月19日~2014年6月21日/2015年1月16日~2014年1月18日
対象:全国20代~60代 男女計1341名/全国20代~60代 男女計1671名/20代~60代 男女計1500名