親と会うのは年何回?会わずに後悔しないために…

2016/12/14 09:00


家族
(moodboard/iStock/Thinkstock)

親元から遠く離れ暮らしている人にとって、年末は実家に帰って両親と会えるまたとないチャンスでもある。



■親と会う回数は

しらべぇ編集部では、「親が健在だが、別居している」という619名の男女に「年に何回、親と会うのか」を調査したところ…。

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最も多い回答を集めたのは、「半年に1回」であった。おそらくほとんどが、お正月休みとお盆休みの年2回といったところではないだろうか?

実家が離れていれば、頑張っても年2回会えるのが良いところなのかもしれない。とはいえ、親の立場になれば、娘・息子や孫の成長をみたいというのが心情だろう。

しかし、そんな思いとは裏腹に「何年も顔をあわせていない」という回答も約1割ほど存在した。

「海外に居住している」などの事情があれば、仕方ないかもしれないが、疎遠になった人や絶縁している人も中にはいるかもしれない。


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■親に会わなくて後悔しないために…

「親に頻繁に会わなくて後悔した」という30代男性に話を聞くことができた。

「私が学生時代、いつも父親は酒浸りで喧嘩ばかりで、いい思い出なんてひとつもなかった。


親孝行といえば、社会人になりたてのときに両親に旅行をプレゼントした程度で、30歳になるまでほとんど家にも帰らず、連絡を断っていました。


結婚し子供が生まれたことをきっかけに、久しぶりに実家に帰るとそこには父の姿はもうありませんでした。母親から告げられたのは、父が2年前に亡くなったこと。


唯一親孝行した、旅行をもらって大泣きしていたこと。私のことをいつも気にかけてくれていたことなどを聞かされ…。


自分が親の子供への愛を理解したとき、犯した過ちを感じたし…後悔という言葉では片づけられないぐらい申し訳ない思いがこみ上げます」


離れて暮らしている人には「親に会う」たったこれだけでも、十分親孝行になり得る。しばらく親と会えていないという人は、少しでも会える時間を作ってみてはどうだろうか。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~40代の「親は健在だが、別居している」男女619名(有効回答数)

年末帰省休み調査
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