キンコン西野『えんとつ町のプペル』無料公開 「クリエイターを殺す気か」と批判も
キンコン西野が『えんとつ町のプペル』を無料公開して大炎上。あなたはどう思いますか?
元お笑い芸人で絵本作家の西野亮廣(36)は、プロデュースした著書『えんとつ町のプペル』を自身のWebページで無料公開した。
これに関して、ネット民からは賛否両論の声があがっている。
■『えんとつ町のプペル』を無料公開
19日、西野は「お金の奴隷解放宣言。」というタイトルでブログを更新。「2,000円は高い」という小学生の声を受け、全ページを無料公開したと言う。
「『お金』の許可なんぞとらなくても、それぞれ自分達の意思で、『えんとつ町のプペル』を見れるようにします」と、お金という縛りからは抜け出したいという思いを語った。
「無料にしてしまうと、食いっぱくれてしまうのではないか?」という不安の思いもあるが、「『10万部売れるコト』よりも、『1億人が知っているコト』の方が遥かに価値がある」と考えたとのこと。
この西野の試みに賛同するネット民からは「発想がすごい」「無料で見られるのは良いこと」といった声があがった。
・思うのは簡単だけど実行する力が素晴らしい。これを機にもっと売れて欲しい
・「お金を払いたい人だけが払う」全てのことに同意できるわけではないが、すごいと思う。
・賛否両論あるのは本人も分かってるだろう。全員に認めてもらうつもりがないのが文章から分かる。
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■「クリエイターを殺すつもりか」との声も
しかし、一方では批判的な意見も。
絵を描いた人、装丁に関わった人、さまざまな人たちとの共作でできあがったものを無料公開するのはどうなのか、というものや、「お金を払った人に失礼」「無料が当たり前になったらクリエイターが仕事にならない」といったものものまで。
・きれいごと言ってるけどお金を払って買った人に対してとても失礼。この本に関わった人にも失礼。買えない人は図書館で読めよ!
・いつまでこんな炎上商法やってるんだよ
・この人がやったことは、お金でも奴隷でもなく信頼の解放。お金を持っている人のやった無責任な行動
・クリエイターを殺しにきてる。読んでほしいなら図書館に寄贈しろよ
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■「ポジティブ嫌い」は4人に1人
西野といえば、自他ともに認めるナルシストでポジティブな性格。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,376名に「ポジティブな人」について調査したところ、全体の25.9%が「嫌い」と回答した。
4人に1人はポジティブな人に嫌悪感を示しているようだ。
このブログの公開から、『えんとつ町のプペル』の売り上げが急激に伸びているという。賛否両論の声が広がり、大炎上している今回の一件。本人から弁明はあるのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)