スタイリストが語る!最低限のスキンケアは大人の男のマナー
こんにちは、スタイリストの久保田フランソワです。
人前に出てしゃべる仕事が増えてきた頃から、服装はもちろん、お肌のお手入れにも最低限の気遣いはするように心がけてきました。
なにせ、おじさんの肌は本人も気づかないうち(←ここポイント)にカッサカサに乾燥&劣化していますから。
そこで今回は、フランソワ流「アラフォーになったらこれくらいはやっとこうスキンケア」を公開します。
◼化粧水→乳液
肌ケアの基本は「化粧水で水分を与え」て、「乳液でふたをする」です。化粧水は高級品でなくて全然いいので、ケチらずたっぷりお肌に染み込ませましょう。
もちろん全身につけるのですが、大事なのに塗り忘れがちなポイントをいくつかご紹介します。
①耳~首
顔は当然ですが、忘れがちなのが耳と首。
自分では見えない耳の後ろ側は、特に冬場などガサガサになって見た目に悪印象です。首は年齢が出やすい部分ですので、シワを伸ばすよう丹念につけましょう。
②背中~尻
以前、女子会で聞いた衝撃の『年上の彼氏あるある』が「抱きしめたときの背中の肌感でオジサンを感じる」というもの。
これは男目線では絶対気づかない部分ですね。自分の背中に塗るのは大変ですが、ストレッチついでだと思えば一石二鳥です。
③ヒジ、ヒザ
夏に短パンを履くと、ヒザ上からヒザまでの皮膚のたるみには残酷なほど加齢が現れます。半袖の後ろ姿から見えるヒジも同様にマストケアです。
④指~ツメ
ハンドクリームを塗る男性も増えてきましたが、ぜひツメにまで塗り伸ばすようにしましょう。ネイルサロンでぴかぴかに磨いた男のツメはやり過ぎですが、真っ白にカサついたツメを放置するのは他人からすると意外に目につくものです。
⑤かかと
自分のかかとをまじまじと見たことがありますか? 乾燥する時期にはひどいことになっているはずです。自分の体ですから、大切にしてあげるつもりでケアしましょう。
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◼見られるからケアする、だけじゃない!
もちろん、見た人が不快にならない程度に気を使うという意味合いでもスキンケアは大切です。髭を沿ったり、フケが出ないよう洗髪したりするのと同じことですね。
ですが、それ以上に「見えない部分でも気を使うことで自意識が高まる」ことが、特に中年を過ぎた男性にとっては大切だと思います。それによって知らず知らず姿勢がよくなったり、自分に自信が持てたりしますから。
「外見よりも内面で勝負」とはよく言いますが、背中やかかとなどの「見えない外見」をケアすることで、内面にまで良い作用が生まれることは間違いないことです。
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(文/久保田フランソワ)