意識高い系の好きなPDCAサイクル 意外にも知名度が低いことが判明
PDCAサイクルを回している人は、少ない。
ビジネスの場でよく使われる、「PDCAサイクル」。「Plan(計画)」、「Do(実行)」、Check(評価)、「Action(改善)」の頭文字を取ったもので、これらを効率よく回すことで仕事の成果が上がるという考え方だ。
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■PDCAサイクルを活用する人たち
しらべぇ編集部では、全国20〜60代のPDCAサイクルを知っている男女380名に「仕事について」の調査を実施。「PDCAサイクルを回しているほうだ」と答えた人は、全体で41.8%だった。
PDCAサイクルという言葉を知っている人の多くは、しっかりと活用している。
「ダラダラと目の前にある仕事を片付けていたけど、PDCAサイクルを知ってから、それではいけないと思うようになった。
そうした点を意識するようになってからは、効率も成果も上がるようになってきている」(20代・男性)
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■PDCAサイクルを知らない人が多い
今回の調査で、そもそも「PDCAサイクル」を知っている人が27.9%しかいないことも判明した。一番のターゲットといえる会社員でさえも、43.2%と半数を切っているのだ。
「私はビジネス書が好きなので、PDCAサイクルは嫌というほど耳にする。ただ仕事術とかに興味がないような人には、あまり馴染みがない言葉なのは仕方がないのかも」(30代・男性)
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■高収入ほどPDCAサイクルを回す
年収700万円以上の人は、7割近くの人たちがPDCAサイクルを回していると答えている。
高収入の人たちほど、PDCAサイクルを意識しているようだ。
「会社でのポジションが上がるほど、やることが増える。それらを上手に管理しながら回していくのに、PDCAサイクルの考え方はとても使える」(40代・男性)
意識をしなくても、誰もがやっているとの意見も多い。
「仕事に取り組む前には計画を立て、それを実行して結果から改善策を練る。たぶん、誰でも自然にやっていることだと思う。
ただPDCAサイクルって言葉があるとさらに意識がいくから、より良い効果が期待できる」(30代・女性)
今までPDCAサイクルを知らなかった人は、これから少し意識してみてはいかが?
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のPDCAサイクルを知っている男女 380名(有効回答数)