高くても品質のいいものを買う中高年層 一方でコスパ重視の若者たち
学生の人たちは、今のうちにいいものを楽しんでおいたほうがいいのかも。
安い価格で、それなりのものが買える時代。そんな中でも「高くていいもの」を求める人は、一部にはいるものだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名を対象に調査を実施。「高くても品質のいいものを選ぶほうだ」と答えた人は、全体で34.5%だった。どのような人たちが、安さよりも品質を求めているのだろうか。
■こだわりのものにはお金をかける
年代が上がるほどに、品質がいいものにお金をかける傾向がある。興味があることには、お金をかける人も多いだろう。
「こだわりのあるものには、お金をかけたほうがいい。私は料理が好きなので、食材や調味料には奮発する。でも他は節約するから、無駄使いとは思っていない」(40代・女性)
いい洋服は、長持ちするとの声も。
「洋服にはこだわりがあるほうなので、全部ファストファッションで済ますとかはありえない。ちゃんとしたところのものを買えば、生地がいいので長持ちする。長い目で見れば、いいものを買ったほうが得な気がする」(40代・男性)
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■お金がないから…
若い人たちが高いものを買わない理由は、やはりお金がないからである。
「給料も良くないから、安いものを買うしかない。必要なものはまず100円ショップで見て、あったら『これはコスパがいいのか?』を考えてから買う。スーパーで食品を買うときでも、同じような考え」(20代・女性)
贅沢に興味がない人も多い。
「ファストファッションの洋服を数年間着て、スマホは格安SIMを利用している。別に『もっと贅沢したい』とも思わないし、この生活を続けていくつもり」(20代・男性)
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■学生と会社員の差がない現実
会社員と学生を比べても、ほとんど差はない。自分でお金を稼ぐようになっても高いものを買わないのは、学生にとって夢がない話だ。
「学生のときのほうがバイトして、自分の好きなものを買っていた気がする。服も当時のほうが、いいものを着てたし。今は限られたお小遣いで、安い酒を飲むのが密かな楽しみかな」(30代・男性)
学生の人たちは、今のうちにいいものを楽しんでおいたほうがいいのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)