団地住まい経験者に「団地あるある」を大調査!懐中電灯が携帯代わりだった!?
多くの人、家庭が一区画に集まって住んでいる「団地」。みなさんは、団地にどんなイメージを抱いていますか?
建築物として興味を持っている人、特定の映画やドラマ・マンガに登場していたイメージの強い人、過去に団地内の広場などで遊んだ記憶がある人…。そして、実際に住んだ経験があることで具体的に「団地」という世界について語れる人と、それぞれが多種多様なイメージを抱いていると思います。
今回しらべぇ編集部では、そんな団地での暮らしというのがどのようなものなのか具体的に知るべく、団地在住経験者のみなさんに「団地で住んでいるなかで経験したこと」や「団地あるある」を尋ねてみました。
集まった声を、種類別に紹介していきましょう。
【ウワサ系】
「夫婦喧嘩などの噂がすぐに広がる」
「悪いことをするとすぐにウワサが広まるから、あまり近所で悪さができない」
「中学時代、当時の彼女と近所でキスをしたら、翌日住人3人くらいにそのことを言われた」
回覧板と一緒にウワサも回っていくんですね。
【ご近所付き合い系】
「自治会の和が強い。強すぎて、敵にまわすと本当に怖い」
「夜中、トイレに行っても、水を流すと苦情が出るから流せない。さすがに大は流したかった…」
「今も住んでいますが、壁が薄くて声が漏れます。それも日常」
「昔の団地は、その棟に住んでいる人みんなが家族のようなものだった。父がビールを切らしたら、『上の○○さんに借りてきて!』といい、何度か往復した記憶があります」
良い面悪い面あるようですが、棟全体が家族のような関係というのは、昭和的でとても素敵ですね。
【自殺系】
これについては、非常に多くの声が寄せられました。しかも、物凄く珍しいこと、というわけでもないようです。
「自殺者がたまに出ます。あまり驚かなくなるのが怖い」
「5階の人が自殺して、うちの庭に落ちてきた…」
また、次のような体験談も寄せられました。
「高層団地だったので、私が住んでいた期間でも何度か飛び降り自殺があった。併設のグラウンドで野球をしてたところ、私の目の前に千切れた腕が落ちてきたことがある。警察の話だと、飛び降りた時の風圧で身体から片腕がちぎれ、身体は重いのでほぼ真っ直ぐ落ちたが、腕だけ風に流されて飛んできたらしい」
なんと恐ろしい体験なのでしょうか…。
【肉体関係】
「住人の不倫現場をたびたび見た。そのせいで、浮気というものが特別なものだと思わなくなった」
「ガキの頃、友達と双眼鏡で向かいの棟を覗いた。まさにアレが行われていて、友達と双眼鏡を取り合った」
「夏の始まりや秋は、窓を開けっぱなしでHをしているところが多い」
「夏場は、窓を開けていると明け方にあっちこっちから朝のHの声が聞こえてくる」
このような“肉体関係”の声も多数寄せられました。刺激的です。
【懐中電灯】
いくつか見られた印象的な体験談が、この“懐中電灯”です。
「試験のとき、隣の団地の友達と、起きていると懐中電灯で合図した」
「携帯がない時代でも、懐中電灯で幼馴染と連絡がとれた」
「好きな子の家の方向に懐中電灯を照らしたのが懐かしい」
「夜中に外を見ると、懐中電灯の光がたまに走ってる」
これは、本当に住んだ人にしか分からない体験談ですね。なんだか、ロマンチックな雰囲気も漂います。
いかがでしたか? 様々な感情から、より団地というものに興味が出たのではないかと思います。最近では、団地の写真集も出版されていますよね。まずは写真で、団地という世界観に入ってみてはいかがですか?
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
https://qzoo.jp/public/landing/sirabee/
調査期間:2014年6月25日(水)~6月27日(金)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー 計1500名より抽出
(文/しらべぇ編集部)