「パンケーキに1時間以上並べる？」女性も半数以上は並びたくないそうナンデス

ここ最近、パンケーキやフレンチトースト、エッグベネディクトなど、世界の朝食が日本でも流行っていますよね。特にパンケーキの人気が高く、ハワイ発の「Eggs ‘n Things」や、「世界一の朝食」と名高い「bills」がある原宿・表参道エリアは40店舗が集まる激戦区となり、全国では1000店を超えるお店でパンケーキが扱われるようになったそうです。

こんなにお店が増えても人気店には相変わらず行列ができており、日によっては1時間以上並ぶことも珍しくありません。筆者はパンケーキに1時間以上はちょっと…って感じなのですが、みなさんはいかがでしょうか？　パンケーキに1時間以上も並べますか？

ということで、今回は行列について調査をしてみました。「パンケーキに限らず、ラーメンやポップコーンなど飲食店に入るために、1時間以上も行列に並んでいる人の気持ちが理解できない」という項目に「あてはまる」か「あてはまらないか」かを20代から60代の男女計1500人を対象に聞いてみました。

【飲食店に1時間以上も並んでいる人の気持ちが理解できない】

■男性
20代：49.3％
30代：70.7％
40代：63.3％
50代：69.3％
60代：82.7％
男性平均：67.0％

■女性
20代：49.3％
30代：57.3％
40代：48.0％
50代：58.0％
60代：64.0％
女性平均：55.3％

男性の「理解できない」人が67％に対して、女性は55.3％と、男女で差が出る結果となりました。男女でこれだけの差が出ることを筆者なりに考えてみると、女性は「流行りのあのお店で食べた」ということに優越感を感じるのに対し、男性はそもそも並ぶくらいなら予約のとれるお店に行くし、「なにを食べたかより誰と食べたか」の方が重要だという違いがあるのかなと思います。

また、女性の「流行りのお店で食べた」は、「並んで食べた」ということが特別感のある演出にもなるので、1時間以上も行列に並ぶことを理解できる割合が多いのではないでしょうか。とはいえ、男女ともに半数以上の人が「並ぶのは理解できない」という結果なので、一部の人に限ったことなのかな、とも思えますね。また、20代では男性も女性も並ぶことに抵抗がない人が多いのも興味深いですね。

ちなみに、台湾では7月にオープンしたばかりの「すき家」の牛丼を食べるために連日行列ができているそうです。オープン日はお店に入るのに1時間以上かかったとか。値段は日本の並盛り牛丼250円よりも若干安い69台湾元（約234円）で、この値段も盛況の理由のようです。日本人からすると「牛丼に並ぶなんて！」という感覚ですが、日本もほかの国から見たら、「こんなものに1時間以上も並ぶなんて！」（ポップコーンとかドーナツとか？）と思われているかもしれませんね。

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2014年6月25日（水）～6月27日（金）
対象：全国20代～60代　男女ユーザー計1500名

（文／しらべぇ編集部・砂流恵介）