進化がとまらない!いま注目すべき、変わり種「シロップ」の絶品かき氷5選
やあ諸君。かき氷刑事です。この夏、次々に現れるホシ(犯人のかき氷)を逮捕すべく、お腹を張って絶賛パトロール中です。さて、第2回の捜査は、「シロップ」について。舌をカラフルに染めて、はしゃいでいる君! 今やシロップはこんなに進化しているんです。
1:ねばねば食感!? 納豆きなこ氷
【雪菓 @東京都豊島区巣鴨】
かき氷が糸をひいて、ねばねばするとは! 天然氷の上にこんなものをかけちゃうなんて! 黒蜜をかけると、さらに粘りが増すのです。刑事的には、足を洗ってやっぱりお米の上に戻ってほしい複雑な味。おそらく、誰もが動揺を隠しきれないホシでしょう。
2:シロップはいらない!? あんず氷
【虎屋茶房赤坂本店 @東京都港区赤坂】
シロップはかけるものでなく、添えるもの! あんずのリキュール「アマレット」を効かせたピューレが品よく君臨。これが氷にじわじわと溶けていく…流石老舗、お皿の底まで上品なホシ。
3:ミルフィール状に出没!? アボカドぜんざい氷
【なごかふぇ @東京都千代田区神田神保町】
沖縄の無農薬のとろとろアボカドが、かき氷に! 更に注目したいのが、かけ方。シロップと氷が幾層にも重ねられ、こってり味の底には、甘〜いたっぷりの白玉ぜんざい。最後の一口まで気の抜けない、執念深いホシ。
4:トッピングが主役に!? 宇治練乳氷
【甘いっこ @東京都杉並区西荻南】
この真っ白なかき氷、こう見えて「宇治氷」なんです…。ずっとあらゆるシロップの脇役だった練乳の反逆! そのほか、あずきや白玉もやたらと前のめり。「甘さ疲れ」を初めて経験したホシ。
5:あの食材までも!? パクチー氷
【原宿ROCKET「パクチー祭り」 ※会期中のみの限定】
遂に、パクチーまでホシに! シロップはもちろん、種まではいっている! 好き嫌いの別れるパクチーだが、かき氷になってもパクチーらしさを懲りずにキープ。原宿のROCKETで7月15日まで開催されていた「パクチー祭り」限定のため、もう二度とお目にかかれないかもしれない幻のホシ。
今回の捜査は、おいしいや冷たいのレベルを越えた、とても過酷なものでした。捜査疲れからか、不覚にも風邪をひいたのでした。くう、かき氷刑事として、無念! 次回は「目でも逮捕! ビジュアル系かき氷」を捜査します。
(取材・文/しらべぇ編集部・かき氷刑事)