楽でお得だけど、勘違いされるなどの苦労も…人はなぜ「坊主頭」にするのか?
「じゃあ、この勝負に負けたほうが坊主ね!」このセリフ、みなさんどこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。先日、フジテレビで放送された27時間テレビでも、「この勝負に負けたほうが坊主」といったようなやりとりがみられました。
誰かが坊主頭になったときは、いろいろな憶測やイメージが浮かんでくることも。野球部? 何かの罰? リンスって使うのかな? 大根っておろせるのかな? などなど。こんなにも勝手にイメージが膨らんでしまう髪型は珍しいのではないでしょうか。そこで今回、しらべぇ編集部では、坊主頭の人に今までの体験談や、坊主頭にしている理由などを聞いてみました。寄せられた意見の一部をご紹介していきます。
■いろいろと勘違いされる
「手入れが面倒になったので坊主頭にしたが、人からは『なにかやったの?』と必ず声をかけられる」(男性20代)
「街で高校生になぜか挨拶される」(男性20代)
「坊主にした私を見てビックリした友人が、何かの宗教にでも入ったの? と聞いてきた。こっちがビックリした」(男性40代)
やはり、坊主頭であるがゆえに勘違いされることもあるようです。急に坊主頭にすると、「頭を丸めて謝罪する」というイメージから「悪いことをしたのでは?」と思われてしまうことも。勘違いされたくない人は、散髪を何度かにわけて坊主頭にしていったほうがいいかもしれませんね。
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■すごーく楽、そしてお得!
「実際坊主になってみて、頭を洗うのが楽だと感じた」(男性40代)
「シャンプーがあまり減らない」(男性30代)
「頭を洗ってもすぐに乾く」(男性50代)
「リンスが節約できる」(男性60代)
「暑いときに水道の水を頭にかけたとき最高」(男性60代)
髪が長いと、「洗って、乾かして、セットして…」ということを毎日やるのはちょっと面倒ですよね。坊主頭だとササっとセットができるし、シャンプー、リンスの節約にもなるそうです。朝1分でも長く寝ていたい人は、坊主頭にすることを検討してみてはいかがでしょうか。
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■つらいことだってある…
「冬が寒くてつらい」(男性30代)
「夏場は炎天下に長時間いると日焼けをして大変なことになる」(男性20代)
「Tシャツを脱ぐときに坊主頭に引っかかる」(男性40代)
「あまり短くしすぎるとニットキャップを被ることができない」(男性30代)
「日焼けで頭の皮がむけた」(男性50代)
冬は寒くて、夏は日焼け…。皮がむけるほどの痛い日焼けを経験したことがある人ならば、「日焼けで頭の皮がむけた」と聞いただけでゾッとしてしまいます。改めて、髪の毛が私たちの頭を守ってくれているということに気付くようなエピソードです。
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■思い切って坊主頭に!
「額が大きくハゲているので、思い切って目立たないよう丸坊主にしている」(男性30代)
「髪が薄くなってきたから。おしゃれ坊主ではない…」(男性40代)
「髪の毛が気づかないうちに薄くなっていたので、思わず坊主頭にした」(男性40代)
「円形脱毛症がひどくなったので、思い切って剃りました」(男性50代)
「はげてきたので目立たないように坊主にした」(男性30代)
「抜け毛が多くなったので、奥さんが坊主にしろとしつこく言うので」(男性40代)
薄毛が気になってきたので思い切って坊主にしたという理由も多く寄せられました。「似合ってるね!」と褒められていながらも、内心はロングヘアーに憧れているという人もいるのかもしれませんね。
今回のアンケートの対象者は、ほとんどが男性でした。男らしい「坊主頭」は、女性にとってチャレンジングな髪型と言えるでしょう。じつは、筆者(女性)も「一度は坊主頭にしてみたい!」と思いながらもなかなか実行できていません。頭の日焼けは怖いですが、朝1分でも長く寝ることができるならば、検討してみようと思います。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年7月22日(火)~7月25日(金)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名より抽出
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)