無難で楽で基本的に間違いない…「マネキン買い」経験者ってどれくらいいる?
「マネキン買い」とは、アパレルショップやブティックでマネキンが着ている洋服を頭の先からつま先までそっくりそのまま購入することを意味する言葉です。
洋服を選ぶのが面倒くさい、お気に入りのトップスを見つけたものの、どうコーディネートすればいいのかわからないといった方には効率的な購入方法ですが、マネキン買いの経験者はどれぐらいの割合で存在するのでしょうか?
そこで今回は、20代から60代の男女計1500名に「マネキンが身につけている一式をまとめて買う『マネキン買い』を、したことがある」という項目でアンケートを実施しました。まずは、男女別の結果を見てみましょう。
【男女別「マネキン買いをしたことがある」と回答した人の割合】
・男性:6.1%
・女性:10.5%
女性は全体の約1割となる10.5%、男性にいたっては消費税より低い6.1%という結果になりました。マネキン買いは一般的な購入方法ではないのでしょうか? 「マネキン買いをしたことがない」と回答した方に理由を聞いてみました。
「一式買ったら高くなる」(20代男性)
「一度に同じお店で全身コーディネートを買ったことがない」(20代男性)
「店員さんに『マネキンと同じものをください』と言うのが恥ずかしい」(30代女性)
「マネキンが着ている商品って、売りたいものじゃなくて処分したいものでしょ?」(40代女性)
「洋服は妻が買うので自分で選んだことがない」(50代男性)
「マネキン買いという単語をはじめて聞いた」(20代男性)
年代別の結果を見ても、最も多いもので20代女性の13.3%でした。上記で紹介した理由に加え、マネキン買いという行為がまだまだ一般化していないことが全体の数値を下げたといえるでしょう。
最近では、「無難がカッコいい!」をテーマにしたメンズファッションのマネキン買いができる通販サイト、メンズファッションプラスが人気を集めています。そういったネットサービスをきっかけに、今後はオシャレに疎い人でも気軽に全身コーディネートができる“マネキン買い”が徐々に浸透していくのかもしれませんね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年7月22日(火)~7月25日(金)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名
(文/しらべぇ編集部・大川竜弥)