寝てない自慢しちゃった(?)人の割合を調査 「寝てない」はカッコいいのか?
皆さんは何かスゴイことをしたとき、自慢をしたくなりますか? 聞かされる側にとっては「ウザい」ということを身をもって体験しているはずなのに、つい自慢はしたくなるものです。
そんな自慢のなかでも、最もウザいと評判をよんでいるのが「寝てない自慢」。「やべー今日、全然寝てねーわ」と言いながらも疲れている様子どころか、なぜか誇らしげな表情の人を職場や学校で見かけたことはないでしょうか。寝てない自慢は、「私は寝ないで頑張っていますよ!」という周りへのアピール。そして「寝てないってちょっとカッコいい」と思っている人もいるようです。寝ないで頑張っているというアピールをするために、他の人に睡眠時間を聞かれたとき、あえて短く答える人という謎の嘘をつく人もいるとかいないとか…。
そこで今回、しらべぇ編集部では、寝ている時間を尋ねられて実際より短く答えたことがある人がどのくらいいるのか、20代から60代の男女1500人を対象に調査してみました。
【あなたは寝ている時間を尋ねられて、実際より短く答えたことがありますか?】
・ある:23.5%
・ない:76.5%
という結果になりました。
約5人に1人が実際の睡眠時間より短くサバを読んでいるということが発覚した次第です。年齢詐欺ならぬ、睡眠詐欺! 今まで付き合った人数をサバ読みすることがあるのと同じように、急に尋ねられたとき、謎の見栄をはってしまうのでしょうかね? さらに細かく見てみると、短く答えたことがある人の割合は、
男性20代:29.3%
男性30代:30.7%
という結果になっており、若い男性層では全体に比べて多くなっていることがわかりました。20代30代の男性が多いということは、やはり「寝ていない=頑張っている=俺、カッコいい」という証明不可能な公式がどこかで完成しているのではないかと思われます。
ちなみにこの「睡眠時間が短いほうがなんかカッコいい」という感覚は、日本特有のものだそうです。外国人からすると、睡眠時間が短く寝てない人は単なる気の毒な人だと思われてしまいます。もし寝てない自慢をしたとき、目が死んでいるような愛想笑いをされるよりも、同情たっぷりの目で見つめられ、気の毒だと思われる方が精神的には辛いかもしれませんね…。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年7月22日(火)~7月25日(金)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)