全日本人に向け…コミケって何が凄いの? 【松澤千晶のアニメめくるめく世界】
とびきりアツい夏を感じたい方に
こんにちは、フリーアナウンサーの松澤千晶です。私はアニメを見ることが大好きなのですが、夏といえば、アニメ・漫画ファンにとってはやはり!「夏コミ」の季節でしょう。私も今回、仕事とプライベートを兼ねて参戦したのですが、非常に楽しかったです。
■コミケとは?
ご存じない方の為に改めてご説明致しますと「夏コミ」とは夏のコミケ、「コミケ」とは主に同人誌即売会=コミックマーケットの略で、「同人誌」とはアニメや漫画作品における二次創作、通称「薄い本」とも呼ばれています。
同人誌と言うと何故かオトナな本のように捉えられがちですが、侮るなかれ。古くは文学作品の創作物から始まったものですし、現在では二次創作の漫画はもちろん、評論本やグルメ本まで幅広く展開されており、考えようによってはあらゆる可能性の詰まった夢のような冊子でして、商業目的ではなく純粋に世に訴えたい事をまとめているからこその面白さがあるのです。
もちろんオトナな本もありますが、こちらもマナーを守って楽しめば立派な娯楽であり、いけないものでも何でもありません。
関連記事:【松澤千晶のアニメめくるめく世界】BL、それはボーイズライフ …今夏アニメの見所
■様々な愛情表現
今回私が気になったのは、「トイレットペーパーの写真集」というもので、残念ながら入手する事は出来なかったのですが、どうやらトイレットペーパーが四季折々の景色の中で様々な表情を見せている写真集らしく…購入された方が羨ましい限りです。
その他、プロの方が御自身の作品の同人誌を出されたり、自主制作のCDやグッズなど様々なものがあるので、今や「ヲタクのイベント」というより、ものづくり大国ならではのイベントになっているかもしれませんね。今年は特に、小林幸子さんがミニアルバムCDを手売りされていた事が話題になっていましたし、これからも更に進化を遂げそうです。